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タイトル :釣るべくして釣る
配信日時 :2022/02/17(木) 06:30

本文:

『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり
これに勝るものはなし』

『説教する人、物書く人、専制する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、
いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』
By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」
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大井です。



狙い通りに釣る。

思惑通りに釣る。


釣るべくして釣る。


偶然ではない。

観察分析し、戦術を明確に決め、

狙い通りに釣るべくして釣る。



こういう釣りを目指さなくてはいけない。

と、私は思います。




何となくナチュラルに・・。

長いリーダーで何となく・・。


「あれ?釣れた・・」


こういう釣りは、頂けない。

何の魅力も凄みも感じない。



ライズは、獲るべくして獲る。

スイングやターンも掛けるべくして掛け、

そして釣る。



「すべてを、自分のコントロール下に置く」


この意識が、釣りで自由を獲得する最大のポイントです。


今は、実感が沸かなくとも、

いずれ、痺れるぐらいに実感してください。





■可能性ある分析


去年、スクールに参加してくれた

Oさんの発言の中で、可能性を強く感じた言葉があります。



「漠然と流して偶然釣れても、

どうやって釣れたかが後の意識に再現出来ないことが殆どで

スキルの積み上げが難しかったのです。」



この自己分析は質が高いですね。


「後の意識に再現出来ない」



ん〜、なるほど。

いい表現です。




釣れたのには、釣れた理由があります。

根拠があります。


釣れなかったのには、釣れなかった理由があります。

根拠があります。



この単純な事実を、

ちゃんと意識している人は少ない。



何故、釣れたのか?

何故、釣れなかったのか?



考えるしかないのです。

この思考空間が豊かであり面白いのです。



ここを詰めないから、

目の前に広がる景色が、いつもぼんやりとしているのです。




大体において、

「何だか良く分んね〜な〜」

とした日常を消化する毎日の中で、

好きな釣りの景色ぐらいは、

鮮明に輪郭をクリアーにしていきたいですよね。



雨上がりの透き通った空気のように。

遠くの山肌が手に取れるように。




前回のメルマガのFさんの言葉。

「切れ味鋭い」

と、広義には同じ意味であると思います。



漠然としたものを鮮明にしていく。

偶然を必然にしていく。



狙い通りに釣る。

思惑通りに釣る。

理屈通りに推測通りに。



すべての釣り人に、

このことは現実的に可能です。


ここに、

釣りの大きな価値が潜んでいるのではないでしょうか。










■侍ニンフィング(葉隠編)

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ユーロに負けるはずもないんですよ、本当は。




■イマージェントライズハンティング

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ライズの釣りを再定義した革新的な釣り。




初心者の方にこそ、

こういう世界観があることを知ってもらいたいですね。

テクニック云々は、二の次で十分なのです。





リピートの方には、

さらなる上位概念の扉を開きます。



今から予定を組んでおいてください。




ではまた。










北海道ユーロニンフ&イマージェントハンティング釣行記

http://fishingrecord.flyfishing-japan.com




BILZY zone

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私に何か聞いてみたいことがありましたら、お気軽にご連絡ください。
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