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タイトル :イマージング釣行報告 進化中!
配信日時 :2021/10/01(金) 06:00

本文:

『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり
これに勝るものはなし』

『説教する人、物書く人、専制する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、
いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』
By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」
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大井です。



イマージングスクールに参加してくれた

Sさんからうれしい釣行報告が届きました。



イマージングの釣りの参考になりますので、

ぜひ読んでください。特に初心者の方には。



ーーーここからーーー


大井様

こんにちは。


23〜25日の3日間 釣りクラブメンバーと

檜枝岐に行ってきました。


C&R区間で先ずはやりました。


キャストがまだ安定してないので

イマージャーを浮かせて流してみました。


5、6投目くらいと時間は掛かりましたがやっと出ました。

大きかったのですが、29c mで尺に届かずでした。

その後ニンフで1匹釣れました。



2日目の朝はキャンプ場前の川の浅瀬で

イマージャーを浮かせてなんとか1匹出ました。


一緒に行った方は反応無しでした。



その後ドライのベテランの方に同行して

源流に近い感じの場所に連れて行ってもらいました。



イマージャーは直ぐに浮かなくなったので

そのまま流しました。


水中に魚の頭っぽいのが見えたので合わせて

フッキング出来ました。


更に見えてる魚が食いついたのが見えた所でフッキング。

先行させてくれたので自分の最高5匹釣れましたが

ベテランさんは10匹以上釣ったそうです…



最終日は、

再びC&R区間の竿を出していない場所でやりました。


人が多く前の人がやってる直ぐ後にやる状況でしたが

イマージャーで攻めました。



水中で頭が見えて、

すかさず合わせてフッキングしました。

初の尺超え34c mの太い魚体でした。



その後は魚は興味を示すものの

フッキングには至りませんでした。



まだまだでしょうが、

イマージャーの釣りをそこそこ楽しめたのでは

ないかと思います。





「私の返信」


Sさん

報告ありがとうございます。


素晴らしいじゃないですか。

自己記録を次々に更新していますね!



多分、今までとは違う視点と感覚で釣りが

出来たんじゃないかと思います。


ドライのベテランさんはしょうがないですよね、

でも、追い付き追い越せると思いますよ、その内。

釣果が全てではないですが。




フライを〇〇するのではなく、

周辺を〇〇しながら釣るというのは、

意識しないとできませんので、

フライがマッチしていればドライより応用が効きます。



当然、ライズがあればもっと攻めのライズフィッシングが出来ます。

この調子で、益々釣果を上げていって下さい。


後は、キャスティングですね!笑



ーーーここまでーーー


Sさんがどのように成長していくか、楽しみです。



Sさんは、

ユーロニンフのDVD教材で、ニンフィングを学び、

今年の初夏にイマージングスクールにも参加してくれました。



多くの初心者の方が、キャスティングで苦労するように、

Sさんのウイークポイントもキャスティング。



でも、スクールで私が教えたことを意識しながら、

釣ったと思いますので、その成果が出たのでしょう。



フライキャスティングは、

すぐに上手くなるものではありませんが、

基本を反復練習すれば、必ず成長していきます。


難しい分、

自分が成長したことがはっきり実感できます。



まずは、

短い距離でいいので、リーダーティペットが、

しっかりきれいにターンオーバーすることが、

第1歩です。



初心者の方にありがちなのが、

遠くへキャストすることに意識が行ってしまい、

ショートキャストがおざなりになっていることですね。



でも、

そこをグッと堪えて、

ショートキャストのターンオーバーを、

完璧にできるように反復練習してください。



この一見地味な練習が結果的に釣果を伸ばします。

この基本が適当になっていると、

ロングキャストは飛びません。



飛ばないし、ライントラブルばかりになるので、

結局は、ショートキャストのループ展開の完成度や、

ターンオーバーの精度を上げる練習に戻ります。



必ず、基本に戻ります。

戻るしかないのです。(苦笑)



「真実は地味」


なのです。



派手なところには、本当の進化の道はありません。


イマージングの釣りは、

最高に、フライキャスティングが楽しめる釣りです。



途切れることのないリズムの中で、

魚と釣り人が循環していくような釣りです。



心地いい静寂のフローが訪れます。

川の流れや木々の呼吸と一体化している感覚。

途切れなく循環している様。




もちろん、

フライフィッシング全般にそれはありますが、

イマージェントの釣りは、

より、深く心地良いいフローに入れる釣りだと思います。




私は、イマージェントの釣りをしていると、


「深く静かな呼吸」


をしている自分に気付きます。





日々、辟易と仕事に追われ、

情報に飲み込まれ続け、

浅い呼吸になっている現代人にとって、

このことは、釣りの持つ大きな価値の一つです。





ではまた。











「イマージェントライズハンティング」

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最高の心の休息の為に。






「BILZY zone」

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イマージングからニンフィングまで。












私に何か聞いてみたいことがありましたら、お気軽にご連絡ください。
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「Complete Angler」
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