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タイトル :ドライVSニンフ 仁義なき戦い
配信日時 :2021/08/07(土) 08:00

本文:

『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり
これに勝るものはなし』

『説教する人、物書く人、専制する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、
いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』
By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」
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大井です。


イマージェントライズハンティングの釣り。

みんな釣れまくっています。



真夏は魚もバテるのですが、

スクール場所は水源に近く水質がいいのです。

水温も低いので、魚の活性は高い。



だから、
このメソッドでライズハンティングの釣りが成立しています。






軽快なキャスト。

軽~くロールキャストやシングルハンドスペイを躍動させる。

カディスフライに魚は我慢が効かずに食らいつく。



色の違うカディスイマージャーを何種類か試す。

やっぱり、微妙に反応の違いが現れる。



シルバーがいいのか。

ゴールドよりはシルバーか。


そうかも知れない。

魚の追いが違う。



でも、ゴールドもいいな。

いや、もっとメタリカルな色でもいけそうだ。



こんな感じで。




この釣り方。


「やったことがないですね~」


と言います、みんな。



「ん~そうなんだ、ちょっとした考え方の違いなんだけど、

確かに盲点を突いたような釣りだよな・・」






■私は、常々思ってきたことがありまして。



ドライフライが好きな人は、

ドライフライ教の信者みたいな言動をする。



ニンフで釣れても、眉をしかめる。


「ニンフで?釣ったの?」


そこに価値が全くないような言い草で。



ドライフライこそ正義だと言わんばかりに。


私は思う。

視野狭窄。



自ら、視野を狭め思考を狭め、

殻に閉じこもり、他の可能性を潰す。



ドライフライ教の信者は、

表層の出来事にしか興味がない。



水中の見えない世界を想像することはせず、

したがって、

魚や水生昆虫のある一面の姿だけしか見えていない。



「むむむ・・・」



だが、しかし、

ドライフライは面白い釣りである。

食うところが見えるのは、やはり面白い。






一方で、

ニンフィングが好きな人はどうなのか?



ニンフを好きな人は、

実際はそれはそれで、ニンフ教の信者になっている人が多い。



そういう人を私は多く見てきた。


1番釣れるのは、ニンフだぜ。

アウトリガーだ、ユーロニンフだ、と。




これまた、

視野狭窄がそこに成立する。



そういう人は、

キャスティングの向上にあまり興味を示さない。

回しぶりキャストで、ポイントへフライを入れ、

上手く流せれば釣れるからである。




ユーロニンフなんて、

下手すればルアー投げでも成立する。



ニンファー信者は、

キャスト練習しないから、ますますドライが苦手になる。

ライズがあってもヘビーニンフ。(汗)



だが、しかし、

ニンフィングの気配を察知する釣り、

指先の感覚でロッド操作するタフな集中、

ボトムの地形を読みながらドリフトし釣れた時の快感。


これまた、しびれるような面白さがある。




結論。


私が思うことは、



ドライフライもニンフィングも、


「違う面白さ」


があり、また、



「同じ面白さ」


も内在している、ということである。





今、

スクールでやっているイマージェントライズフィッシングは、

そういう感性というか、考えを取り入れた釣りになっています。




興味のある人は、無理してでも、

レッスンを受けに来てください。

それだけの価値はあります。




まだまだ今のところ、

この釣り方を一般化する気はありませんので、

私に会いに来てくれた人だけに伝授します。




何故って、どこいっても皆がこの釣り方をして釣れまくってたら、

面白くないじゃないですか?



だから、参加条件は、

一般のフライフィッシャーマンに限ります。

ニンフィングメンバー(一般の人)はぜひ会いに来てください。




特に、フライは釣れないし難しいと感じている人、

経験はあるけど、伸び悩んでいる人。

現状打破してください。




この釣り方は、なんといっても、

その理論的背景が面白いんです、本当に。

釣りのロジカルシンキング。

右脳と左脳の融合。




こういう考え方の元、

釣りを組み立てている人は、私の知る限りいない。


仮にいたとしても、

全世界のフライ人口のコンマ何パーセントという割合だろう。



意図せず、似たような釣り方になっている人は、

いるかも知れない。




しかし、理論的バックボーンを元に戦略的にハンティングしていくのと、

たまたま偶然そうなったのとでは、雲泥の差がある。



微差でありながら、それが大差になる。

埋められない大差になる。

埋められないどころか益々広がっていくでしょう。


そういうことです。




釣りがマンネリ化している人。

いまいち伸び悩んでいる人。

もちろん初心者の方も。



一歩踏み込んで、


「これぞフライフィッシングの妙」

「フライフィッシングの新しい概念」


と言えるスキルを手に入れてください。




「イマージェントライズハンティング」中級者以上の欄
http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?FF-JotatuClub




連絡待っています。



Tight Line!






Ps,

レッスンに参加してくれた方々へ。

ホワイトボードの図は、シークレットで。笑


この釣りのキモが書いてあるので。

この釣りのキモというか、

これからのフライフィッシングのキモですね。





キーワードは、


「自由」


です。



この強制的不自由な時代の中で、

自由を獲得するのは、簡単な話しではありません。



では、

自由を獲得する為には?



それは、

思考を解き放つことで可能になります。



その方法論を、フライフィッシングに落とし込むと、


私の場合、


「イマージェントハンティング」


になるのです。





Ps,2

FF上達クラブの「達人への道FF虎の穴」

は、予告みたいなもので。

その内、その革命的な内容は徐々に公開していきます。

いつになるかは、気分次第。(←自由・・というより無責任?)











私に何か聞いてみたいことがありましたら、お気軽にご連絡ください。
http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?contact


フライフィッシング私的大全(もっと遠く、もっと広く!)
「Complete Angler」
http://www.flyfishing-japan.com/shop











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