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タイトル :フックセットの極意
配信日時 :2021/05/18(火) 06:00

本文:

『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり
これに勝るものはなし』

『説教する人、物書く人、専制する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、
いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』
By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」
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大井です。



たまには、具体的なニンフィングテクニックを話そうと思います。

釣りのフローとか、精神性とかより、

「釣れる技」の方が、みんな興味あるはずなので。(笑)



そうですね、例えばフックセット。(フッキング)

これの良し悪しで釣果に差が出ます。



一口にフックセットと言っても、フライの場合、

ドライフライ、

ウエット、

ニンフ、

それぞれに、合わせのタイミングや動作は異なりますよね。



ドライフライは見えているから、

比較的合わせやすい。

合わせやすいのですが、

弛んだフライラインの処理を適切にやらないと、

甘い合わせになってしまいます。



つまり、

弛んだフライラインの分、

フックセットするまでの時間は長くなり、

水の抵抗も大きくなるので、余分なフライラインは、

出来るだけ手で収納しながらドリフトすると、バレは少なくなります。



一方、

ウエットやニンフィングになると、

フライも魚も見えない分、合わせづらいのは確かです。



ウエットの場合、一般的には、

ダウンクロスで釣り下がっていきますから、

基本は、向こう合わせのダイレクトコンタクトになります。



しかし、

ダウンクロスのフックセットの場合、

掛かりが浅いことも多く、バレることも少なくありません。



では、どうフッックセットしていくのか。

これは、ある意味ウェットフライの永遠の課題です。


遅合わせをする、

送り込む、

お伺いを立てながらフッキングする、

反転にカウンターを入れる、


など、この辺の感覚はやはり経験がものを言う世界ですよね。




さて、

ニンフィングです。



マーカーニンフィングは、目視でマーカーの変化に合わせられるので、

比較的簡単にできますが、


ユーロニンフの場合、

魚からのダイレクトコンタクトの振動をどれだけ察知できるかで、

フックセットできるかできないかが、決まることも多いです。



もちろん、

向こう合わせてガツンと来る当たりなら、

そのまま何もせずとも、綺麗にフックセットするので問題はないのです。



だから、

ユーロニンフィングは、当たりが取りやすいという方も、

ユーロニンフをやっている方の中には多いと思いますが、



実は、その裏には、

他の微細な当たりを逃しているという事実が存在しているのです。

そこになかなか気づけないだけで。




つまり、

誰もがはっきり分かるダイレクトコンタクトは、誰もが釣れるのです。


しかし、逆に、

誰もが分からない微細な電気信号のような振動やラインの変化に、

合わせを入れられるかどうかが、他とは違う釣果を得られるかどうかの鍵となってきます。



あなたが気づかないだけで、

魚がフライに食いついたり吸い込んだりしていることも、

想像以上に多いのです。本当に。




別の言い方をすれば、

ユーロニンフが何故他の釣りより釣れるのかといえば、

こういう微細な当たりを取れるシステムを組んでいる釣りだからということです。


なかなかテクニカルな世界がそこにはあります。(笑)



じゃあ、

どうすれば、そういう微細な当たりを取れるようになるのか?

ということですよね。




次回に続きます。

近々。







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