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タイトル :リズムと釣り
配信日時 :2021/01/22(金) 06:30

本文:

『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり
これに勝るものはなし』

『説教する人、物書く人、専制する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、
いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』
By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」
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大井です。



例えば、

夜明け前にこのようなインスピレーションが体内を駆け巡り、

私は、釣りに行かずとも釣りがますます上手くなるわけです。



【リズムと釣り】


フライキャスティングとリトリーブそしてドリフトに、

ワルツと16ビートの違いを取り入れよ。



川の流れに変拍子を感じ取り、それに応答せよ。

川はいくつもの多面性を見せ、その本性をはぐらかす。



バックキャストにジャズのスイングを乗せ、

フォワードキャストで、それをシャッフルさせて毛鉤を流れに乗せるんだ。



深い色の激しい流れでは、

パンクとラップで攻略せよ。

水を切り裂き、ボトムをうねらせるんだ。



8ビートの縦乗りから、

起点が分からないインプロビゼーションを展開せよ。



狂いそうで狂わないビート。

インテンポのようで、アウトしていくリズム。


「ラインを躍動させる」


とは、こういうことを言う。



躍動にも、様々な種類がある。

その違いを釣りで奏でよ。



いつも同じリズム、同じビートで釣りをしていては駄目だ。

ドリフトビートをしなやかに大胆に変化させよ。



キモは力を抜くことだ。

全身脱力だ。

軟体動物のようにすり抜けろ。



キャスティングをグルーヴさせるんだ。

微妙なズレが、最高のエモーションを生む。


当然、そのズレは一定などではなく、カオスの美を伴う。

したがって、機械仕掛けのあらゆる物質を凌駕する。



そこにこそ、

ヒューマンエボリューションがある。

計算などできない。



ズレろ。



いったんアウトサイドにステップを踏んで、

その返しでインサイドをえぐるんだ。

そういう釣りがこれからは必要だ。



遠投が魅力的に映っているようでは、まだまだだ。




つまり、これからは、

抽象的に釣りを捉えていく時代に入るだろう。



(何が言いたいのかよくわからないところがミソです。笑)



ではまた。




Ps、

変幻自在な釣りがかっこいいと思うなら、
このロッドはそれに応答してくれるはずである。

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