【フライフィッシング進化論】 バックナンバー一覧

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タイトル :内容濃すぎるフライフィッシングスクール
配信日時 :2020/12/08(火) 06:30

本文:

『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり
これに勝るものはなし』

『説教する人、物書く人、専制する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、
いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』
By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」
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大井です。

ニンフィングスクール常連のFさんから、
渾身の感想をもらいましたので、皆さんへシェアーします。

私が伝えたかったことが、Fさんにはかなり濃く伝えられたと思います。
Fさんは吸収力が高く、私が言わんとしていることを
すぐに理解してくれました。進化していますね!

観察力の真髄。
微差力の真髄。

実際この2つだけとっても、探求していけば、
果てしない挑戦がそこにあります。

だからこそ、釣りには他の趣味にはない醍醐味があるのです。
まして、野生を相手にする訳ですから。

釣った釣れないも大事ですが、
ぜひ、このメルマガを読んでいるみんなには、
その先の世界を見据えてもらいたいのです。


〜〜ここから〜〜

大井しょうぶ 様

いつもお世話になっております。
この度は、スクールお疲れ様&ご指導ありがとうございました。

今改めて振り返ってみますと、
大井さんならではのオリジナリティー溢れる中身の濃いスクールでしたが、
内容が濃すぎて正直、気づきや学んだことをどれだけ自分のものにできるか、
自分自身、核心に辿りつかないような何とも未知数な感じがしています。

今回、魚バラしまくり&全然釣れず、
あまりにも自分の下手さ加減に自分自身に心底がっかりしてしまい、
ストレスというか半分凹んでおりました。
とはいえ、そこは、逆張り力?ではないですが、
それだけの伸び代があるということだと受け止めています。

今回のスクールの大きな価値(沢山ありますが・・・)ですが、
観察力とフライの流し方(ドリフト)の違いに気づけたことだと思いました。

全然釣れず、危うく坊主になるところでしたが、大井さんの観察力のおかげで、
他の釣り人が諦めて帰っていった、最後に入った目をつけていた場所で、
何とか1匹釣ることができました。

また、ドリフトでもただ流すのではなく、1m間隔で区切って流したり、
繊細にタナを維持する適度なたるみが必要なことなど、
ちょっとした違い(微差力)が大きな結果につながると思いました。

当たり前といえば当たり前ですが、
大井さんだけ何度も釣れて自分が全然釣れない事実に、ショックもありつつ、
身をもってドリフトの大切さを実感しました。ドリフト1つをとっても、
これは、ニンフィングはもちろん、ドライや止水の管理釣り場、
ウェットなどでも応用できることではないかと思いました。

大井さんのホワイトボードのミニセミナーのレクチャーも楽しかったです。
釣り人の観察やボトムを取る大切さなど、教えていただく内容も素晴らしかったですが、
大井さんのアウトプット力と言いますか、釣りに対する真摯な姿勢や情熱を感じて
目から鱗でした。

自分が言うことではないですが、
こんなに盛り沢山の内容だとフライやりたての初心者の方だと1回だけでは、
1度には覚えきれないのではないかと心配になりました。

逆に自分のような、ある程度の経験がある方で壁に当たっているとか、
伸び悩んでいる方などは、自分の幅、伸び代を広げる意味で、
スクールはいい機会になるのではないかと思いました。

自分のように知識やそこそこの経験はあるものの、
いつの間にか自己流になり、自分では良かれ、いいと思っていることでも、
実際には効果的ではないこと、間違っていることをリアルな場でフィードバック
してもらえるのは、ダイレクトに自分自身の成長に繋がると思いました。

レベルの高いフライフィッシャーへの頂はまだまだ遠くなるばかりですが、
改めて良い1歩を踏み出すことができました。本当にありがとうございました。
長文失礼いたしました。整いませんが、お礼まで。

PS:スクール時の写真ありがとうございました。
私も大井さんと釣ったニジマスの写真送ります。
https://ameblo.jp/flyfishing-japan/entry-12642658115.html


〜〜ここまで〜〜


フライフィッシングの面白さというか、醍醐味は、
もちろん釣りをすることにある訳ですが、
釣り以外の釣りを取り巻く諸々の現象が、興味深いところなんですね。

そういったところにも、意識を巡らせながら釣りをすると、
何倍も楽しめます、釣りの1日を。

今回、その一片を話せたことが、私としても大きな収穫でした。

微差がどこにあるのか。
その微差を分かる為には、観察力を高めていくしかない、
ということですよね。

何を観察するのか。
どう観察するのか。

これが、一筋縄ではいかないんですよ、本当に。

現場ではまだまだ、話したりませんでしたが、
それはまた次回ということで。(笑)

今回参加してくれた他の方々にも、改めてありがとうございました。
伝えきれなかったこともたくさんありますので、
また、お会いしましょう。


では、今号はこの辺で。

Tight line!







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