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タイトル :釣りはメンタル次第
配信日時 :2020/02/19(水) 06:30

本文:

『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり
これに勝るものはなし』

『説教する人、物書く人、宣誓する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、
いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』
By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」
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大井しょうぶです。


やっぱり、
釣りが上手くなる為の重要なポイントは、
力を抜くことにあると思うんですね。

キャスティングはまさにそうで、
上手くいかない原因のほとんどは、力の入りすぎです。

フォームやティップのストレートな移動などもありますが、
それ以上に、やはり力の抜け具合が大切です。

タイイングもそうですね。
どれだけ適切な力で巻けるか、つまり、どれだけ力を抜いて巻けるか。
これが、経験で分かってくる訳です。

キャスティングにしろ、タイイングにしろ、
もちろん力は必要です。

必要ですが、その力を最大限生かすためには、
その前後は、力を抜いていなければならない。

そのメリハリが、違いを生むんだと思います。

武術に例えれば、分かりやすいです。
パンチをヒットさせるには、スピードと力が合わさった瞬間を捉え、
そこに爆発的なパワーを生み出していくわけですよね。
その為には、ヒット直前まで力は抜けていないといけない。


例えば、
釣り場について、すぐに釣り始める人がいるじゃないですか。
周りをあまり見ずに。

これ、力が入っちゃってるんですね。
川を観察する余裕がないというか。

この時、
ぐっと堪えて、見える範囲でいいから
場を観察する人は、力が抜けていると思います。

それで、
力を入れると言っても、
どう力を入れるかは無数にあるはずです。

瞬間的に入れるのか、徐々に入れるのか、
瞬間の中にスムーズさを入れるのか、
破壊するように入れるのか。

いわゆる、一流の職人さん達は、
こういう芸当をやってのけていると思いますが、
釣りも同じじゃないでしょうか。

だいたい、釣れない時は力が入っています。
ロッドを握る手は、ガチガチです。
肩も怒り肩、ストンと落ちてないのです、そういう時は。

逆に、調子よく釣っている時は、
力が抜け肩は落ち、周りもよく見えている。

こういう変化に気づくだけでも、
釣果は変わってくると思うんですけどね。

要するに、
メンタルは釣果に大きな影響を及ぼすのです。



■ダウンショットニンフィング

話は変わって、
ダウンショットニンフィング。

これ、名前が結構かっこいいので、少し押してみようかと。(笑)
日本は、なんだかんだでワンフライのフィールドが多いですからね。

そんな場所によく行く人は、
今までにない、釣りが展開できるはずです。本当に。

なぜ、ダウンショットニンフィングが釣れるのか、
ということです。

これは、◯◯に大きな秘密があります。

もしかしたら、
釣りの中で、一番に◯◯をするんじゃないかとさえ思っています。

ということで、
今回は、これ以上具体的なことは書きません。

やはり、
スクールに参加してくれる人やニンフィングメンバーの
方たちとまず、共有したい情報です。


三寒四温のこの頃、
いい釣りの季節が近づいてきました。

今年も、春から初夏にかけてスクールやりますので、
会いに来てくださいね。


「大人のフライフィッシング授業 ユーロニンフィング編」
http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?enmastershool


参加してくれた皆んなが、

「楽しかった~!」

と言って帰路についてくれます。

私は、それが嬉しいのです。



Ps,

前回のメール、

ソリティアではなく、ソリチュードですね。(笑)
まあ、イメージは似たようなものなので、
意味は伝わっていると思います。







私に何か聞いてみたいことがありましたら、お気軽にご連絡ください。
http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?contact


フライフィッシング私的大全(もっと遠く、もっと広く!)
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