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タイトル :フルストレッチアームという戦術
配信日時 :2020/01/13(月) 06:30

本文:

『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり
これに勝るものはなし』

『説教する人、物書く人、宣誓する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、
いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』
By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」
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大井しょうぶです。


ユーロニンフィングでは、フルストレッチアームをよく使います。
腕をフルに伸ばすフォームですね。

しかし、
このフルストレッチを実際に活用している人は限りなく少ないでしょう。
ニンフィングメンバーでも。

どこでどう使うか、
ここに判断力、観察力が必要になってきますし、
そもそも、腕を伸ばすという意識はみんなほぼないと思います。

実際に川でこのフォームをしてみると、
見方によっては滑稽にも感じるものがありますし。(笑)
だから、効くんですけどね。

こういうフォームで釣りをしているフライマンは、
日本ではほぼほぼいませんので、目立ちます。

私なんかは、時には、
腕はフルに伸ばしそれでも足りないので体を伸ばし、
脇(ワキ)がつりそうになります。

フライフィッシングで、
脇がつりそうになるのはこのニンフィングぐらいかもしれません。(笑)

「ん〜、わからなくもないですけど、そんなに腕伸ばしたって
釣果は変わんないと思うんですけど・・」

そう、ほとんどの人は思うでしょう。
だから、そこがミソだったりするんですけどね。

この辺の戦術というか、感覚は、
分かる人が分かればいいんであって、万人向けするものではないですし。

要するに、
どこでどう使うかで、脇がピクピクして終わるか、
ガッとフックセットに持ち込めるかが分かれる話ですから。

じゃあ、いつでもフルに伸ばせばいいのかというと、そういうものじゃないのです。
この辺の感性、実践の勘を養うのは、一人では難しいものがあります。

以前に、メンバーの方から、

「このニンフィングやったら疲れちゃいました。
1日フルストレッチやったら、もう腕がパンパンです!」

と、連絡くれた方がいましたが、
さすがに、一日中フルでは誰でもパンパンになるんじゃないかと。(苦笑^^;)
実直な方でして。

ここはノーストレッチ、この瞬間はフルとか、
色々考えられる訳ですよ。

なぜ、ロッドの長さが重要なのか?
ということですよね。

短いのには短い理由がありますし、長いものには長い理由があります。

もっと言えば、
短く構える時には短く構える理由がありますし、
長く構える時は長く構える理由があるということです。
これを瞬時に使い分けるわけです。


それで、
現在、スクールの問い合わせを何件か頂いていますが、
色々考えまして、やはり三月に入ってからの方がいいだろうということで、
そう話しています。

12月いっぱいぐらいでしょうかね、
そこそこの活性の中で釣りができるのは。

ガイドではなく、テクニックを習得してもらうスクールですから、
魚をいっぱい釣ってもらいながらでないと難しい部分も出てくるんですね。

1月、2月に開催したこともありますが、
もちろん、釣れなくはないですが、どうしてもアトラクター的な釣りになりますし、
やはり、もっと活性が上がった川で
色んな戦術を覚えてもらいたいというのがあります。

ということで、
3月からということで、スケジュール等の調整で、
また連絡ください。お待ちしています。

ユーロニンフィングジャパンバージョン
http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?enmastershool


海外釣行前、
北海道遠征前、

このニンフィングのテクニックを身に付けておけば、
差が出ますよ、本当に。

全国の勇ましいメンバーの方達が、それを証明してくれています。
私は、そのことが誇りです。


Tight Line!





私に何か聞いてみたいことがありましたら、お気軽にご連絡ください。
http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?contact


フライフィッシング私的大全(もっと遠く、もっと広く!)
「Complete Angler」
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■伝えたいこと

本当は・・
私たちはもっともっと本来の自分の求めているライフスタイルを実現するべきなんです。
そのことが、生きる意味だとも思います。

少しだけ今までより半歩前へ踏み出すだけで、
それは実現へと向うのは分かっているのに、何となくやらないでいるだけです。

フライフィッシングをライフスタイルの中に取り入れましょう。
沢山の喜びと癒しと学びを、得ることができるでしょう。

あなたの人生を、自身の手で心地よく作り上げていくには、
フライフィッシングというスタイルはとても素晴らしい選択の一つであることは、間違いありません。

そのことを、伝えていきたいのです。
フライフィッシングのイデア(理想、哲学)を表現していきたいのです。



【フライフィッシング イデア】

「芸術であり、スポーツであり、哲学であり、ハンティングであり、祈りである」








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