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タイトル :一言えば十わかる釣り人、真逆な人
配信日時 :2019/07/19(金) 08:30

本文:

『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり
これに勝るものはなし』

『説教する人、物書く人、宣誓する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、
いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』
By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」
-----------------------------------------------------------



大井しょうぶです。


梅雨が長いですよね。

今号はコラムから。少し付け足して。

----

観察力を付けなければ、
何をするにもボチボチで終わる。

釣りには、フライフィッシングには、
観察力を高められるシチュエーションが数え切れないくらいある。

釣りで培った観察力を、仕事や日常のタスクで応用するのです。

需要なポイントは、
観察力とは、得てして一瞬だということです。

釣り場で、釣れている人をじっと長い時間見続けても、あまり意味はありません。
一瞬で、どう釣っているのか?
見抜くのです。

それが、観察力の高さというか、威力です。

そもそも、じっと見続けていれば怪しまれますし、
気持ち悪い人物として認識される恐れもあります。

長く見続けなければ判断できないようでは、まだまだです。
さりげなく、スマートに一瞬で観察し洞察するのです。


もちろん、
時には定点観測のような観察も必要でしょう。
でも、なかなかそんな悠長な時間を取れるほと、現代人は暇ではありません。

だから、一瞬でどれだけのことを観察できるかが、分かれ目なのです。
すれ違った瞬間、この釣り人はどの程度の力量があるのか推測し判断するのです。


この能力が身に付けば、
仕事に大いに役立ちます。

だいたい、
能力のあるビジネスマンは、
一瞬で人を見抜く観察力、直観力に長けています。
日頃から、そういう訓練をしているからです。

というか、
そうならないと生き残ってはいけません。


例えば、
できるセールスマンは、
お客さんと会って、数秒で成約できるかできないかがわかります。
いや、一瞬ですね。

私も若い頃、飛び込みセールスをやっていた頃はそうでした。
瞬間的に、いけると思ったお客さんとは、ほぼ成約できていました。

逆に、ダメだと思ったお客さんとは、どれだけ粘ってもダメでしたね。
結構、売れるセールスマンでしたが。(笑)


膨れ上がる期待感でいっぱいの釣りの現場において、
この能力が試され、そして高められるのです。

もちろん人の観察だけでなく、
川の変化、魚の変化、虫の変化、天候の変化、
それらを瞬間観察することも大切です。

だらだらと、見ればいいというのもではないのです。
その一瞬の目配りで、おおよそ判断できるように持っていくのです。


よく、
1言えば10分かる人がいる一方で、
10言って、やっと1分かるような人もいます。

人によっては、何十言ってもさっぱり分からない。

これ、
何かを進めていくにあたって、致命的とも言える能力差です。

気配を感じ、観察し、判断し、決断し実行する。
この繰り返しで、一言えば100分かるような能力を身につけたいものです。

100は無理だとしても、最低10ですね。(笑)


昔、ある釣り団体で、
もっと根本的な原因を改善した方がいいと、提案したことがありました。

しかし、
そのほとんどが、ピンときていない。

しまいには、

「敬意がない」

と、よく分からない逆ギレをされ、改善を拒まれした。
あ、こりゃダメだ、とすぐに去りましたけど。


変化を恐れ、保身だけにエネルギーを使う。
まあ、ただ釣れればいい、というタイプの釣り人でしたね。


要するに、
10言っても、1もわからない。

というか、
分かれないのです。

何故なら、
普段から、本質的な思考をせずに、
お上から指示されたことは、何の疑問も持たずにやる。
指示があればやる、という指示待ち人間だからです。

本質的な問題からは目を背ける。
苦しいだけだから、と。

その繰り返しだけが、生きる術になってしまっている。
ある意味、かわいそうな人種です。

自分では深くは考えない。面倒くさいし、疲れるし。


逆に、1言えば10分かる釣り人もいました。(少ないですけど)

1言ったところで、10把握し、
先の先を読み、先手で言動してくる人。

こういう人は、気持ちいいのです。

話が、トントンと進んでいき、
更には新しい領域まで開拓する勢いさえ出てくる。

当然、何かがそこから生まれてくる。
その何かに、お互い可能性を感じる。


逆に分からない人は、その何かも分からないので、
更に考えなくなり、その差は開くばかり。


フライフィッシングという、
観察力、洞察力をつけるには最高のツールが我々にはあるのですから、
その能力は、意識していけば間違いなく高まるはずです。

その力を、拡大させていくことこそ面白いのです。

本当に、面白いのです。




さて、
近いうちに、

私が出会った究極の眼力を持った人、
を話してみたいと思います。

これが、本当に衝撃でした。
こんな人がいるのかと。世の中に。
なんなんだ、この人はと。

多分、究極の達人です。
後にも先にも、あんな人に出会ったことはあの時、
あの一瞬だけ。

雷に打たれたような出来事でした。

それを、話します。
釣り人ではないです。
でも、どんな釣りの達人より達人です。

キングオブ達人です。

お楽しみに。





あ、そうですね、もう少し続けますけど、
例えば今回の1言えば10分かる人ですけど、
前回のSさんなんかは、そういう人だと思います。

BILZYの感想のやりとりでは、
私が欲しい情報(感想)を先読みして、想像して、
書いてくれているんですね。

こう書けば、喜ぶだろうと。
更には、メルマガを読むであろう皆さんのことも、
それとなく想像して、書いてくれているんです。

わかるでしょうか。




---前回の記事ここから---



お世話になっております。

北海道のSです。

先日送って頂いたBILZY、本日初釣りに行ってまいりました。

いいですね!
最高です。
最高です。
最高です!

いつもの川を3時間遡行し、BILZYフル装備&チェックニンフィングでやりました。

初投でいきなり20cmほどのネイティブトラウトです!

宣伝通り、いい感じに曲がります。

第2投、今度は30cmくらいか?
なかなか強い引きですが、ティペット2Xなので強引に引き上げます。

5分ほどの格闘ののち、あがったのは50cmほどのネイティブトラウトでした。


小物もけっこう曲がり、大物も全然問題のない腰の強さがありますね。
これは楽しいです!

BILZY、最初の2投で2匹ゲットです。(笑

普段はバーブレスフック&すぐに水中でリリースなのですが、
今回だけ写真を撮ってお送り致します。

ちなみに寸法はいつも手をかざして測る程度なので、まあ、ご愛嬌ということで。

その後はいくらでも釣れました。
アメマス、ニジマス、いったい何十匹釣ったことでしょうか。


なによりこのロッドの良い点は、
ヘビーニンフが思い通りのポイントに飛ばせることですね。
慣れれば、ヘビーニンフ&ドロッパーでも、かなり遠投出来ます。

この竿を買わせて頂いたのは、
自分のロッドではヘビーニンフでドタバタ劇をやっているみたいで嫌になり、購入に至りました。

あと、このリーチの長さは丁度いいですね。

4.4mのテンカラ竿でもやってみたのですが、ヘビーニンフに耐えられないのですよね。

それに比べて10.6ftでは短いかな?と思いましたが、絶妙に扱いやすいです。

流心をまたいだニンフィング、ちょっと遠いかな?
と思える30cmほどののポイントへのキャスティング、
なんかニンフィングに絶妙なんですよね。

私はドライはまったくやらないのですが、ウェットを遠投するにもなかなか良さそうです。
ロッドに強い粘りがあるので、9ftもきっと良いでしょうね。


あと、以前購入した教材もいまだにいろいろ試行錯誤中です。

ドロッパーシステム、最高ですね。

慣れるまで少々手間取りましたが、これをやらない手はありませんね!
アンカーフライ1個より、明らかに釣果があがります。

同じアンカーフライ1個と3リグとを比較しましたが、
ほとんどの場合にドロッパーシステムの方に軍配があがりました。

川底、中層、表層とそれぞれの流速が異なり、〇〇合い、
○○○がおこり、それが魚にたまらないようですね。

また、アンカーフライが重く、流速よりも流す速度が遅い場合、
他のフライが〇〇ですね。


北海道の夏は、春ゼミやバッタを模したでかいフライがとても有効です。
なので、トップには昆虫っぽく作ったマドラーミノー、
ミドルにはきらめくボディーストレッチパックで作ったチェックニンフ、
ボトムには異なる色のチェックニンフ、またはオリジナルマドラーミノーでした。

上、中、外、とよく釣れました。

ドロッパー最高です。

晴れ渡った美しい渓谷を歩き、気持ちの良いロッドで釣りが出来て本当に幸せでした。



〈私からの返信〉



釣果報告をありがとうございます!

第一投から連続ヒット、素晴らしいですね~。
写真のレインボーも美しい。
私も非常にうれしいです。

BILZYの特徴をインプレッションして頂きありがとうございます。
私が言いたかったことを、Sさんが代弁してくれた感じです。(笑)

本当に、微妙で絶妙な違いなのですが、
しなやかな粘りがあり、それが釣りを面白くしていると思います。

4/5番だと、50オーバーではパワー不足ではないかと感じる方もいると思いますが、
バッドもしなやかな強さがあり、十分なランディングが出来るということですよね。
ただ、硬いだけのロッドでは味わえない釣り味だと思っています。

ドロッパーの〇〇な動きの効果も的確に分析しており、さすがです。
流れ方の違い、色の違いの効果など、ワンフライでは表現できない奥深さがあります。
やはり、この釣りならではの独特の面白さがありますよね。

これからも益々、ニンフィングで会心の釣りを楽しんでください。
北海道のポテンシャルは凄い。



〈Sさんからの返信〉


教材、もっとみんなに知ってほしいですね!
いずれは当たり前になるのでしょうが、
現時点では釣り人生が変わるくらいのポテンシャルがあると思います。

今日も夕方にちょい釣りしてきたのですが、
ニンフィング中にブランクを1本抜いてロングキャスティングしてみたら、
こんなに違うものなのですね!

かなり驚きました。
ほんの20cmくらいの違いがこんなにも釣り味を変えるものかと驚きです!

で、さらに気づいたのですが、
ニンフィング用のブランクはグリップのブランクよりも太くなっていますよね?

最初は不思議に思ったのですが、これって長くなった分、
ロッドがフニャフニャなりがちになるのを嫌って、強度を上げたのでしょうか。

これのおかげでニンフィングの時のラインの扱い、
あたりの感度はそのままでロッドを長くして、
でも長くなったのにフニャフニャせずに根元はしゃんとしているんですよね。

大井さん、凄い!



〈私の返信〉


9フィートと10.6フィートでは、
まったく違うロッドを振ってる感覚になります。

どちらかの長さにアクションが偏るのではなく、
どちらもポテンシャルは高いと思っています。

ロッドの繋ぎですが、
プットオーバージョイント(逆並継ぎ)を採用しています。

必然的に太くなりますが、それが、
バッドにかけていい曲がりとアクションを生んでいると考えています。

実は、バッドセクションはカーボントン数を少しだけ落としています。
ストリッピングガイドを付けていることも、強度を生んで尚且つライン操作の向上にもなっています。



---ここまで---


Sさん、今回もありがとうございました!

情報を伏せた箇所もありますが、
この部分は、Sさんの試行錯誤と観察力の高さを物語っており、
皆さんも、ぜひ、どういうことか想像してみてください。

しかし、北海道のポテンシャルは凄いですね。

季節がいいということもありますが、
尾ビレの見事さは、美しき野生の証です。

(写真はブログにアップしてあります。)
https://ameblo.jp/flyfishing-japan/entry-12492504474.html


Sさんは、釣り熱が高じて北海道へ移住したのですが、
そもそも、こういう行動はなかなか起こせません。普通は。
この時点で、勝負ありといったところですね。


BILZYの大きな特徴は、
アクションの多様性にあります。

9フィートの時の振り抜きの良さと、
10.6フィートでのヘビーニンフを難なく打ち返せるタフな粘り。
小物から大物まで、しっかり美しく曲がります。

50オーバーも、バッチリOK。

一本で四本分の働きを、状況に応じて的確にこなしてくれる。
ほんと、かわいいヤツです。(笑)

優秀なスタッフを一人雇ったようなもんです。


で、私は、
モーションアフターエフェクトトレーニングをすることで、
最近またキャスティングの技術が上がったと思います。

アクションの大きな違いが、効率的なトレーニング効果を生んでいるのです。
このことは、大学の研究でも実証されている運動効果です。


ということで、
最強のニンフィングを高い次元でプレイするなら、
BILZYで、フライフィッシングの実践力をバリバリ上げてみてはどうでしょうか。
その効果に、あなたは驚くと思います。

「BILZY zone」
http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?bilzyzone







私に何か聞いてみたいことがありましたら、お気軽にご連絡ください。
http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?contact


フライフィッシング私的大全(もっと遠く、もっと広く!)
「Complete Angler」
http://www.flyfishing-japan.com/shop





大井しょうぶです。


梅雨が長いですよね。

今号はコラムから。少し付け足して。

——-

観察力を付けなければ、
何をするにもボチボチで終わる。

釣りには、フライフィッシングには、
観察力を高められるシチュエーションが数え切れないくらいある。

釣りで培った観察力を、仕事や日常のタスクで応用するのです。

需要なポイントは、
観察力とは、得てして一瞬だということです。

釣り場で、釣れている人をじっと長い時間見続けても、あまり意味はありません。
一瞬で、どう釣っているのか?
見抜くのです。

それが、観察力の高さというか、威力です。

そもそも、じっと見続けていれば怪しまれますし、
気持ち悪い人物として認識される恐れもあります。

長く見続けなければ判断できないようでは、まだまだです。
さりげなく、スマートに一瞬で観察し洞察するのです。


もちろん、
時には定点観測のような観察も必要でしょう。
でも、なかなかそんな悠長な時間を取れるほと、現代人は暇ではありません。

だから、一瞬でどれだけのことを観察できるかが、分かれ目なのです。
すれ違った瞬間、この釣り人はどの程度の力量があるのか推測し判断するのです。


この能力が身に付けば、
仕事に大いに役立ちます。

だいたい、
能力のあるビジネスマンは、
一瞬で人を見抜く観察力、直観力に長けています。
日頃から、そういう訓練をしているからです。

というか、
そうならないと生き残ってはいけません。


例えば、
できるセールスマンは、
お客さんと会って、数秒で成約できるかできないかがわかります。
いや、一瞬ですね。

私も若い頃、飛び込みセールスをやっていた頃はそうでした。
瞬間的に、いけると思ったお客さんとは、ほぼ成約できていました。

逆に、ダメだと思ったお客さんとは、どれだけ粘ってもダメでしたね。
結構、売れるセールスマンでしたが。(笑)


膨れ上がる期待感でいっぱいの釣りの現場において、
この能力が試され、そして高められるのです。

もちろん人の観察だけでなく、
川の変化、魚の変化、虫の変化、天候の変化、
それらを瞬間観察することも大切です。

だらだらと、見ればいいというのもではないのです。
その一瞬の目配りで、おおよそ判断できるように持っていくのです。


よく、
1言えば10分かる人がいる一方で、
10言って、やっと1分かるような人もいます。

人によっては、何十言ってもさっぱり分からない。

これ、
何かを進めていくにあたって、致命的とも言える能力差です。

気配を感じ、観察し、判断し、決断し実行する。
この繰り返しで、一言えば100分かるような能力を身につけたいものです。

100は無理だとしても、最低10ですね。(笑)


昔、ある釣り団体で、
もっと根本的な原因を改善した方がいいと、提案したことがありました。

しかし、
そのほとんどが、ピンときていない。

しまいには、

「敬意がない」

と、よく分からない逆ギレをされ、改善を拒まれした。
あ、こりゃダメだ、とすぐに去りましたけど。


変化を恐れ、保身だけにエネルギーを使う。
まあ、ただ釣れればいい、というタイプの釣り人でしたね。


要するに、
10言っても、1もわからない。

というか、
分かれないのです。

何故なら、
普段から、本質的な思考をせずに、
お上から指示されたことは、何の疑問も持たずにやる。
指示があればやる、という指示待ち人間だからです。

本質的な問題からは目を背ける。
苦しいだけだから、と。

その繰り返しだけが、生きる術になってしまっている。
ある意味、かわいそうな人種です。

自分では深くは考えない。面倒くさいし、疲れるし。


逆に、1言えば10分かる釣り人もいました。(少ないですけど)

1言ったところで、10把握し、
先の先を読み、先手で言動してくる人。

こういう人は、気持ちいいのです。

話が、トントンと進んでいき、
更には新しい領域まで開拓する勢いさえ出てくる。

当然、何かがそこから生まれてくる。
その何かに、お互い可能性を感じる。


逆に分からない人は、その何かも分からないので、
更に考えなくなり、その差は開くばかり。


フライフィッシングという、
観察力、洞察力をつけるには最高のツールが我々にはあるのですから、
その能力は、意識していけば間違いなく高まるはずです。

その力を、拡大させていくことこそ面白いのです。

本当に、面白いのです。




さて、
近いうちに、

私が出会った究極の眼力を持った人、
を話してみたいと思います。

これが、本当に衝撃でした。
こんな人がいるのかと。世の中に。
なんなんだ、この人はと。

多分、究極の達人です。
後にも先にも、あんな人に出会ったことはあの時、
あの一瞬だけ。

雷に打たれたような出来事でした。

それを、話します。
釣り人ではないです。
でも、どんな釣りの達人より達人です。

キングオブ達人です。

お楽しみに。





あ、そうですね、もう少し続けますけど、
例えば今回の1言えば10分かる人ですけど、
前回のSさんなんかは、そういう人だと思います。

BILZYの感想のやりとりでは、
私が欲しい情報(感想)を先読みして、想像して、
書いてくれているんですね。

こう書けば、喜ぶだろうと。
更には、メルマガを読むであろう皆さんのことも、
それとなく想像して、書いてくれているんです。

わかるでしょうか。




---前回の記事ここから---



お世話になっております。

北海道のSです。

先日送って頂いたBILZY、本日初釣りに行ってまいりました。

いいですね!
最高です。
最高です。
最高です!

いつもの川を3時間遡行し、BILZYフル装備&チェックニンフィングでやりました。

初投でいきなり20cmほどのネイティブトラウトです!

宣伝通り、いい感じに曲がります。

第2投、今度は30cmくらいか?
なかなか強い引きですが、ティペット2Xなので強引に引き上げます。

5分ほどの格闘ののち、あがったのは50cmほどのネイティブトラウトでした。


小物もけっこう曲がり、大物も全然問題のない腰の強さがありますね。
これは楽しいです!

BILZY、最初の2投で2匹ゲットです。(笑

普段はバーブレスフック&すぐに水中でリリースなのですが、
今回だけ写真を撮ってお送り致します。

ちなみに寸法はいつも手をかざして測る程度なので、まあ、ご愛嬌ということで。

その後はいくらでも釣れました。
アメマス、ニジマス、いったい何十匹釣ったことでしょうか。


なによりこのロッドの良い点は、
ヘビーニンフが思い通りのポイントに飛ばせることですね。
慣れれば、ヘビーニンフ&ドロッパーでも、かなり遠投出来ます。

この竿を買わせて頂いたのは、
自分のロッドではヘビーニンフでドタバタ劇をやっているみたいで嫌になり、購入に至りました。

あと、このリーチの長さは丁度いいですね。

4.4mのテンカラ竿でもやってみたのですが、ヘビーニンフに耐えられないのですよね。

それに比べて10.6ftでは短いかな?と思いましたが、絶妙に扱いやすいです。

流心をまたいだニンフィング、ちょっと遠いかな?
と思える30cmほどののポイントへのキャスティング、
なんかニンフィングに絶妙なんですよね。

私はドライはまったくやらないのですが、ウェットを遠投するにもなかなか良さそうです。
ロッドに強い粘りがあるので、9ftもきっと良いでしょうね。


あと、以前購入した教材もいまだにいろいろ試行錯誤中です。

ドロッパーシステム、最高ですね。

慣れるまで少々手間取りましたが、これをやらない手はありませんね!
アンカーフライ1個より、明らかに釣果があがります。

同じアンカーフライ1個と3リグとを比較しましたが、
ほとんどの場合にドロッパーシステムの方に軍配があがりました。

川底、中層、表層とそれぞれの流速が異なり、〇〇合い、
○○○がおこり、それが魚にたまらないようですね。

また、アンカーフライが重く、流速よりも流す速度が遅い場合、
他のフライが〇〇ですね。


北海道の夏は、春ゼミやバッタを模したでかいフライがとても有効です。
なので、トップには昆虫っぽく作ったマドラーミノー、
ミドルにはきらめくボディーストレッチパックで作ったチェックニンフ、
ボトムには異なる色のチェックニンフ、またはオリジナルマドラーミノーでした。

上、中、外、とよく釣れました。

ドロッパー最高です。

晴れ渡った美しい渓谷を歩き、気持ちの良いロッドで釣りが出来て本当に幸せでした。



〈私からの返信〉



釣果報告をありがとうございます!

第一投から連続ヒット、素晴らしいですね~。
写真のレインボーも美しい。
私も非常にうれしいです。

BILZYの特徴をインプレッションして頂きありがとうございます。
私が言いたかったことを、Sさんが代弁してくれた感じです。(笑)

本当に、微妙で絶妙な違いなのですが、
しなやかな粘りがあり、それが釣りを面白くしていると思います。

4/5番だと、50オーバーではパワー不足ではないかと感じる方もいると思いますが、
バッドもしなやかな強さがあり、十分なランディングが出来るということですよね。
ただ、硬いだけのロッドでは味わえない釣り味だと思っています。

ドロッパーの〇〇な動きの効果も的確に分析しており、さすがです。
流れ方の違い、色の違いの効果など、ワンフライでは表現できない奥深さがあります。
やはり、この釣りならではの独特の面白さがありますよね。

これからも益々、ニンフィングで会心の釣りを楽しんでください。
北海道のポテンシャルは凄い。



〈Sさんからの返信〉


教材、もっとみんなに知ってほしいですね!
いずれは当たり前になるのでしょうが、
現時点では釣り人生が変わるくらいのポテンシャルがあると思います。

今日も夕方にちょい釣りしてきたのですが、
ニンフィング中にブランクを1本抜いてロングキャスティングしてみたら、
こんなに違うものなのですね!

かなり驚きました。
ほんの20cmくらいの違いがこんなにも釣り味を変えるものかと驚きです!

で、さらに気づいたのですが、
ニンフィング用のブランクはグリップのブランクよりも太くなっていますよね?

最初は不思議に思ったのですが、これって長くなった分、
ロッドがフニャフニャなりがちになるのを嫌って、強度を上げたのでしょうか。

これのおかげでニンフィングの時のラインの扱い、
あたりの感度はそのままでロッドを長くして、
でも長くなったのにフニャフニャせずに根元はしゃんとしているんですよね。

大井さん、凄い!



〈私の返信〉


9フィートと10.6フィートでは、
まったく違うロッドを振ってる感覚になります。

どちらかの長さにアクションが偏るのではなく、
どちらもポテンシャルは高いと思っています。

ロッドの繋ぎですが、
プットオーバージョイント(逆並継ぎ)を採用しています。

必然的に太くなりますが、それが、
バッドにかけていい曲がりとアクションを生んでいると考えています。

実は、バッドセクションはカーボントン数を少しだけ落としています。
ストリッピングガイドを付けていることも、強度を生んで尚且つライン操作の向上にもなっています。



---ここまで---


Sさん、今回もありがとうございました!

情報を伏せた箇所もありますが、
この部分は、Sさんの試行錯誤と観察力の高さを物語っており、
皆さんも、ぜひ、どういうことか想像してみてください。

しかし、北海道のポテンシャルは凄いですね。

季節がいいということもありますが、
尾ビレの見事さは、美しき野生の証です。

(写真はブログにアップしてあります。)
https://ameblo.jp/flyfishing-japan/entry-12492504474.html


Sさんは、釣り熱が高じて北海道へ移住したのですが、
そもそも、こういう行動はなかなか起こせません。普通は。
この時点で、勝負ありといったところですね。


BILZYの大きな特徴は、
アクションの多様性にあります。

9フィートの時の振り抜きの良さと、
10.6フィートでのヘビーニンフを難なく打ち返せるタフな粘り。
小物から大物まで、しっかり美しく曲がります。

50オーバーも、バッチリOK。

一本で四本分の働きを、状況に応じて的確にこなしてくれる。
ほんと、かわいいヤツです。(笑)

優秀なスタッフを一人雇ったようなもんです。


で、私は、
モーションアフターエフェクトトレーニングをすることで、
最近またキャスティングの技術が上がったと思います。

アクションの大きな違いが、効率的なトレーニング効果を生んでいるのです。
このことは、大学の研究でも実証されている運動効果です。


ということで、
最強のニンフィングを高い次元でプレイするなら、
BILZYで、フライフィッシングの実践力をバリバリ上げてみてはどうでしょうか。
その効果に、あなたは驚くと思います。

「BILZY zone」
http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?bilzyzone








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