【フライフィッシング進化論】 バックナンバー一覧
| タイトル | ：フライフィッシングの多角的魅力「瞑想」と「ゾーン」 |
| 配信日時 | ：2018/11/06(火) 06:00 |
本文：
| 『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり これに勝るものはなし』 『説教する人、物書く人、宣誓する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、 いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』 By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」 ----------------------------------------------------------- 大井しょうぶです。 結局ですよ、 フライフィッシングには、非常に多角的な要素がふんだんにあるのです。 ■瞑想 前回のメールでも言いましたが、釣りに行けば、 「静寂」 を手に入れられる。 その静寂と共に、 フライキャスティングをすると、 マインドフルネスな状態に入れる。 マインドフルネスとは、アメリカ版瞑想ですね。 瞑想。 ちょっと、こういうのって抵抗ある人もいるかも知れませんが、 要は、 グゥ～と深く心が落ち着くことです。 安定し、不安はなく、今にある。 グーグルやアップルなど、 これからのＡＩ時代を引っ張っていく世界トップの企業が、 マインドフルネスを社内に取り入れています。 良くも悪くも世界最先端のリーダー達が、 マインドフルネス、瞑想の重要性、有効性を認めているのです。 でも、 あぐらを組んでじ～っとしているのも中々難しいものがあります。 三日坊主で終わる可能性が高い（笑） そこいくと、 我々は、フライフィッシングをしに、 川へ立ちキャストすれば、ほぼほぼ、そんな状態になれます。 ゆるやかな瞑想状態に入っているのです。 釣りをしている時は。 意識していけば、もっと深い瞑想状態に入れるでしょう。 つまり、 今の時代だからこそ必要なマインドフルネスという概念を、 我々は、もうとっくに自然と取り入れているということですよね。 やるじゃね～か、フライフィッシング。 ■ゾーン どの分野でも、高い成果を上げる人というのは、 並々ならぬ集中力の高さが上げられます。 ライズを狙っている時は、 忘我の境地で、釣りをしていると思います。 我を完全に忘れて。 そのライズだけが唯一の「世界」であるかのように。 毛鉤に魚が出た瞬間、止まっているように見えた、とか。 こういう状態をフローとかゾーンと言います。 この能力は、手に入れようとしてもなかなか手に入らないものです。 しかし、 魚に全身全霊で集中したとき、 程度の差こそあれど、 釣り人は、「ゾーン」に入っているのです。 もしくは、ゾーンに近い状態に近づいているのです。 だいたい、 釣りの一日はアッという間じゃないですか？ あれ、もうこんな時間・・という。 そして疲れていない。 これ、 静かな瞑想やゆるやかなゾーンに入っている証拠です。 ゾーンという精神の状態の凄さは、 多くのトップアスリート達が認め、それを試合に有用し、 輝かしい成績を残しています。 ゴルフではタイガーウッズ。 ハンマー投げは室伏。 レスリングでは吉田沙保里。 格闘技では、私の最大のヒーローであるブルースリー。 この人たちの本、色々読みましたから。 特に、ブルースリーなんて出版されているほとんどを持ってますから。（笑） 彼らは、 このゾーンやフローと言われる 究極の集中状態を何度も体験しながら、 試合をし、パフォーマンスを行い、 人々を圧倒的に魅了してきたのです。 全ての運動に有効な考え方です。 いや、運動だけでなく、 文を書くとか、絵を描くとか、楽器を弾くとか、 そういう時も、ゾーンに入った時に、 後世に残るような素晴らしい作品がボコッと生まれたりするのです。 何かが閃くとか、 何かに気付くとか、 何か斬新なアイデアが浮かぶとか、 見つからなかった答えが見つかる瞬間とか、 そういうものが生まれる背景には、 ゾーンという究極の集中状態がある訳ですね。 すげ～んだ、このゾーンという概念は。 人生変えちゃうくらいのパワーがある。 いいこと書くでしょ、しょうぶさん。（笑） だから、 あなたも釣りをする時に、 「ゾーン」 という概念を意識しながら釣りをしてみてください。 こういうことを意識すると、 いつもの釣りが、また違った側面を持って充実し楽しめますから。 そして、 いつもより釣れるはずですから。 「いつもより釣れます」 「ゾーンに入れば」 ほんとですよ。まじで。 ということで、 今号はフライフィッシングの多角的、多面的な魅了の一つである、 「瞑想」と「ゾーン」 という概念の話でした。 今後も様々な観点から、 フライフィッシングの持つ多角的な魅力を深堀していきます。 期待してくださいね。 まだまだ、ありますから。 Tight Line！ 【追伸】 ようやく新しいロッドを紹介できそうです。今週末当たりに。 前々から問い合わせを頂いていた方はほんと申し訳ないです。 販売ページや解説動画も編集が終了しました。 後は、細かい部分修正を終えればショップにアップできます。 その名も、 「BILZY zone ４lenght deal #4/5」 zoneです。ゾーン。 強力です。 「zoneという究極の集中状態」 を目指すというコンセプトがあるロッドです。 このロッドで、ゾーンに入る感覚を意識してみてください。 ゾーンに入ることは簡単ではありませんが、少しでも意識することが大切です。 ライフステージそのものが、次元上昇していくでしょう。 釣る為だけのロッドにしたくない、というのが私の大いなる想いです。 集中力を研ぎ澄まし、エネルギーが高まっていくことを感じてください。 つまりですね、 釣りを通して、ゾーンという概念を体感し、 それを、仕事や日常生活に生かしてください、ということです。 究極に集中して仕事ができたら、 それは、成果が上がるに決まっている、と思いませんか？ 楽しみにしていてください。 【スクール情報】 ・ヨーロピアンニンフィング冬季スクール http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?enmastershool 最近の冬季釣り場は、サイズも50オーバーを超えるニジマスを 放流しているところもありエキサイティングな釣りが楽しめます。 しかし、そんな大物を誰もがバシバシ釣れるのかと言えば、 そうではありません。 冬季釣り場で周りを見渡すと、 みんな四苦八苦しながら一日でやっと2～3匹という場面を 本当に数多く見てきました。 しかもあまり大きくはありません。 意気消沈して帰り支度をしている姿がありました。 中には「釣れなかったのかな・・？」と感じてしまう釣り人もいました。 そんな時、ユーロニンフィングを知っていれば もっともっと釣果を得られるのに・・・、と、いつも内心思っていました。 どうぞ、一歩踏み出して私のレッスンを受けてみてください。 今までが嘘のような会心の釣果を得られる突破口に必ずなれます。 中級者以上の人も大歓迎！ ・フライキャスティングスクール http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?castingschool 実は人は、自分のキャスティングフォームの癖や 上手く投げられない原因をよく分かっていません。 と言いますか、「分かれない」のです。 それは、上級キャスターでも同じです。 一人で、どんなに客観的に自分のキャスティングを修正しようとしても、 気付かないエラーが存在します。 ・ちょっとした角度 ・ちょっとしたスピードの付け方 ・ちょっとしたスタンスの取り方 小さなテクニックや気付きを重ねることによって、 大きな違いが生まれ、 あなたのキャスティングは飛躍的に上達します。 ■編集後記 欠品していた商品が、 少しずつ入ってきたので、ショップにアップしています。 ・マイクロリング http://www.flyfishing-japan.com/shop/fwd3/microrings 1.6ｍｍという小さなリングにドロッパーラインを付けることで、 システムを維持したまま、何度もフライ交換が素早くできます。 ・ヘヤーズイヤープラスダビングブラシ http://www.flyfishing-japan.com/shop/fwd3/haresear ヘヤーズイヤーをワイヤーでダビングループしているものです。 この毛羽立ちが水中でゆらぐ姿は、魚にとってはなんとも魔力的でしょう。 ワイヤーで縒っているというのは、他にありません。 ・バイカラーストライクインジケーター http://www.flyfishing-japan.com/shop/fwd3/Bicolorindicator 2色のカラーリングのインジケーターですので、視認性は抜群です。 スパイラルインジケーターとしても使えます。 バイカラーというのは、日本ではありません。 ・ファールドバイカラーインジケーター http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?Furled%20Bicolor%20Indicator 2本のカラーナイロンラインを縒って作ったインジケーターです。 ショックアブソーバーの役割も兼ねられますね。 これからは、「Complete Angler」のオリジナル 各種マテリアルも制作していこうと思います。 デザイン等、考案中です。 【フライフィッシング イデア】 「芸術であり、スポーツであり、哲学であり、ハンティングであり、祈りである」 私に聞いてみたいことなどありましたら、お気軽に連絡してください。 http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?contact フライフィッシング私的大全（もっと遠く、もっと広く！） http://www.flyfishing-japan.com/shop/ ■伝えたいこと 本当は・・ 私たちはもっともっと本来の自分の求めているライフスタイルを実現するべきなんです。 そのことが、生きる意味だとも思います。 少しだけ今までより半歩前へ踏み出すだけで、 それは実現へと向うのは分かっているのに、何となくやらないでいるだけです。 フライフィッシングをライフスタイルの中に取り入れましょう。 沢山の喜びと癒しと学びを、得ることができるでしょう。 あなたの人生を、自身の手で心地よく作り上げていくには、 フライフィッシングというスタイルはとても素晴らしい選択の一つであることは、間違いありません。 そのことを、伝えていきたいのです。 フライフィッシングのイデア（理想、哲学）を表現していきたいのです。 【フライフィッシング イデア】 「芸術であり、スポーツであり、哲学であり、ハンティングであり、祈りである」 そして私は、釣りを釣りで終わらせたくありません。 これからの時代は、 「釣りを釣りで終わらせない」 思考能力が必要だと思っています。 何故なら、史上最高の激動の時代（カオスの時代）に我々は生きているからです。 資本主義は限界値を超えている ＡＩ（人工知能の台頭） 情報の氾濫につぐ氾濫 近隣国の不穏な動向 釣りをする為にロッドはありますが、 世界観を押し広げる為の大切なツールでもあるのです。 視野の広さ、洞察力、直観力、主体的に考え抜く力。 これらを、釣りという楽しい遊びを通して身に付けていくべきです。 でないと、もったいなさすぎます。 だから、時には釣りと直接関係ない話や、 ちょっと挑発的な問い掛けもするかも知れません。 でも、そのことであなたがインスパイアーを受け、 何かに気付き、何かの行動の起爆剤になれるのなら、 私は、そのことが非常にうれしいのです。 我々の時間は限られています。 今、最高の人生を自分自身で掴む為にロッドを手に取るのです。 配信解除はこちらから。 http://tinyurl.com/ygakyt9 |