【フライフィッシング進化論】 バックナンバー一覧
タイトル | :何故これほどフライフィッシングに惹かれたんだろうか? |
配信日時 | :2018/10/06(土) 06:30 |
本文:
『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり これに勝るものはなし』 『説教する人、物書く人、宣誓する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、 いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』 By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」 ----------------------------------------------------------- 【何故これほどフライフィッシングに惹かれたんだろうか?】 大井しょうぶです。 やっとわかりました。 何故、これほどフライフィッシングに惹かれたのかを。 それは何かと言えば、 あの楕円形の美しいループの心地良さに惹かれまくったのです。 それが、現在の結論です。 実際、考えました、色々と。 この世の中に、 あれほど心惹かれる美しい曲線は他にあるのかと。 この地球上に、 あれほど美しい曲線はあるのかと。 円形ならありますよ。 地球そのものが美し球体ですし。 月も満月はなんとも美しい。 でも、しかし、 あのキャスティングループと、円では、違うんです。 キャスティングループが、円形でしかなかったら、 円形なら、他にも色々ある訳だから、 代替えはいっぱいある。 月を見ればいいし、 星を見ればいいのです。 だが、 あのループの美しさは、 私は他の代替えはないと思う。 流線形でもなく楕円形でもなく。 青空を転がるように伸びていくループ。 新緑の鮮やかさの中を生き物のように伸びていくオレンジ色のラインループ。 時に、そっと頬を撫でる羽のように。 時に、空に立ち昇る神龍のように。 ループが乱れバランスを崩し美しさが失われたとき、 我々は、その現実に不快感を覚え、 出来るだけ、出来るだけ美しく心地良い曲線を描こうと修正を繰り返す。 これは、本能的な反射であり、 原風景回帰行動とでも言うような絶妙なバランスと調和に向おうと努力する。 調和した曲線。 キャスティングループ。 ポジティブな魔力がある。 健康的で素直なナチュラルさがそこにある。 曲線だけなら無数にあるだろうが、 空中を転がるように滑らかに移動しながら、 そして伸び伸びと気品高いエネルギーを放ちながら、 絶妙に形を変えながら消えては現れるこの美しい曲線を、 私は他に知らない。 連続体運動をしながら、しなやかに形を変えていく曲線は、 いったいこの地球上のどこか他に存在するのだろうか? 私は知らない。 固定されたオブジェではない。 どこか、誰かの芸術作品でもない。 キャンパスでもない。 建築でもない。 フライキャスティングの偉大さは、 その連続する曲線を、 空中に保持し続けられる運動であることである。 重力にささやかに抵抗しながら、 しかし無理をすることなくあくまで自然に。 我々は、自分の能力で、 唯一無二の美しい曲線を大空に自由に描くことができる。 誰かから与えられるものではない。 自分が主体として、ゼロ地点となり、 全てが自分から始まる物語りとして、 1つの伝説が生まれていくかのごとく我々の中に、 その残像を残す。 そして、 驚くべきは、 この奇跡的な美しさも、 フライフィッシングの数ある魅力の一つにすぎない事である。 【スクール情報】 ・ヨーロピアンニンフィング冬季スクール http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?enmastershool 最近の冬季釣り場は、サイズも50オーバーを超えるニジマスを 放流しているところもありエキサイティングな釣りが楽しめます。 しかし、そんな大物を誰もがバシバシ釣れるのかと言えば、 そうではありません。 冬季釣り場で周りを見渡すと、 みんな四苦八苦しながら一日でやっと2~3匹という場面を 本当に数多く見てきました。 しかもあまり大きくはありません。 意気消沈して帰り支度をしている姿がありました。 中には「釣れなかったのかな・・?」と感じてしまう釣り人もいました。 そんな時、ユーロニンフィングを知っていれば もっともっと釣果を得られるのに・・・、と、いつも内心思っていました。 どうぞ、一歩踏み出して私のレッスンを受けてみてください。 今までが嘘のような会心の釣果を得られる突破口に必ずなれます。 ・フライキャスティングスクール http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?castingschool 実は人は、自分のキャスティングフォームの癖や 上手く投げられない原因をよく分かっていません。 と言いますか、「分かれない」のです。 それは、上級キャスターでも同じです。 一人で、どんなに客観的に自分のキャスティングを修正しようとしても、 気付かないエラーが存在します。 ・ちょっとした角度 ・ちょっとしたスピードの付け方 ・ちょっとしたスタンスの取り方 小さなテクニックや気付きを重ねることによって、 大きな違いが生まれ、 あなたのキャスティングは飛躍的に上達します。 ■編集後記 欠品していた商品が、 少しずつ入ってきたので、ショップにアップしています。 ・マイクロリング http://www.flyfishing-japan.com/shop/fwd3/microrings 1.6mmという小さなリングにドロッパーラインを付けることで、 システムを維持したまま、何度もフライ交換が素早くできます。 ・ヘヤーズイヤープラスダビングブラシ http://www.flyfishing-japan.com/shop/fwd3/haresear ヘヤーズイヤーがワイヤーでダビングループされているものです。 この毛羽立ちが水中でゆらぐ姿は、魚にとってはなんとも魔力的でしょう。 ワイヤーで縒っているというのは、なかなかないと思いますよ。 ・バイカラーストライクインジケーター http://www.flyfishing-japan.com/shop/fwd3/Bicolorindicator 2色のカラーリングのインジケーターですので、視認性は抜群です。 スパイラルインジケーターとしても使えます。 バイカラーというのは、日本ではありそうでありません。 ・ファールドバイカラーインジケーター http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?Furled%20Bicolor%20Indicator 2本のカラーナイロンラインを縒って作ったインジケーターです。 ショックアブソーバーの役割も兼ねられますね。 これからは、「Complete Angler」のオリジナル 各種マテリアルも制作していこうと思います。 デザイン等、考案中です。 【フライフィッシング イデア】 「芸術であり、スポーツであり、哲学であり、ハンティングであり、祈りである」 私に何か聞いてみたいことがありましたら、お気軽にご連絡ください。 http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?contact フライフィッシング私的大全(もっと遠く、もっと広く!) 「Complete Angler」 http://www.flyfishing-japan.com/shop ■伝えたいこと 本当は・・ 私たちはもっともっと本来の自分の求めているライフスタイルを実現するべきなんです。 そのことが、生きる意味だとも思います。 少しだけ今までより半歩前へ踏み出すだけで、 それは実現へと向うのは分かっているのに、何となくやらないでいるだけです。 フライフィッシングをライフスタイルの中に取り入れましょう。 沢山の喜びと癒しと学びを、得ることができるでしょう。 あなたの人生を、自身の手で心地よく作り上げていくには、 フライフィッシングというスタイルはとても素晴らしい選択の一つであることは、間違いありません。 そのことを、伝えていきたいのです。 フライフィッシングのイデア(理想、哲学)を表現していきたいのです。 配信解除はこちらから。 http://tinyurl.com/ygakyt9 |