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タイトル :真夏のエネルギーとフライフィッシング
配信日時 :2017/07/21(金) 06:00

本文:

『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり
これに勝るものはなし』

『説教する人、物書く人、宣誓する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、
いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』
By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」
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大井しょうぶです。



しかし、暑いですね・・。

でも、夏は大好きです。


やっぱりエネルギーがありますからね。

エネルギーが大地に充満している。
抑えきれなくて噴き出している。


情熱。
灼熱。


夏の釣り。

少年時代の思い出。


可能性しかなかったあの頃。


いや、今だって実のところ可能性しか残っていない。


生きるんだ。

自分を生ききるんだ。


青碧の空へキャストするんだ。

びろうどの川へフライを投射するんだ。


自由だ。


夏は誰もが夢の中。




~~~~~~~




ということで、


読者の方から質問がありましたので、シェアーします。






■北海道 Oさんから



先程はレポートの配信、ありがとうございました。

耳の痛い話や、新たに気付かされるお話も多々ありました。

北海道の東部(釧路)に在住しており、フィールド環境的には申し分のない所におります(笑)

今年からフライフィッシングを友人の手ほどきを受けながら始めました。
(私自身からお願いしてです)


まだ小さなウグイしか釣っておりません・・


ですので、「フライってホントに釣れるのかいな・・?」っていううのが
今現在での率直な感想です(苦笑)


ルアーもやっておりますが、
もっともっとフライフィッシングで大きなニジマスなどを釣ってみたいな~と思っております。

大井さんの「ヨーロピアンニンフィング」などにも興味を持っておりますので、
色々アドバイスなどをいただけたらありがたく存じます。


フライフィッシングでの釣果がまだ乏しいためか、
タイイングなどにもそんなに熱が入っていないですね・・(笑)





・私の返信



釧路にお住まいなんんですね。とてもうらやましいです(笑)
私も5月後半に阿寒に行ってきました。

釣れましたし、面白い釣りができました。
湖は活性がいまひとつでしたが。


フライは、キャスティングのコツを覚えれば、
それほど難しくはないと思います。

コツを掴むまでは、やはりある程度の練習は必要かもしれません。


ニンフィングでも北海道でたくさん釣れまし、DVD教材のメンバーの方も、
北海道で多くの人がニンフィングで素晴らしい釣果を上げています。

ご興味がありましたら、ぜひヨーロピアンニンフィングを取り入れてみてください。


このニンフィングは、テンカラやえさ釣りに感覚は近いので、
キャスティングはそれほど難しくはありません。

フライの選択があっていれば、大物も釣れます。
まずは、ニンフィングで釣れまくってフライフィッシングの面白さを体感するのも一つの手だと思います。


フライフィッシングはちょっと色々小難しいところもありますが、それが奥深い面白さでもありますので、
ぜひ、楽しんでください。





・Oさんから


昨日は迅速、丁寧な回答ありがとうございました。

「ヨーロピアンニンフィング」を始めるためには、
サイトで販売しているDVD にてまず勉強を始める事が最善でしょうか?

今の私のフライ用のタックルは、まだ初心者という事もあり、
友人から譲り受けた5番ロッドとそれに合うリールにてやっております。

(それに不満や不具合は特に感じておりません・・笑)


ルアーもやっておりますので、フライの用品は自分で楽しさを少しずつ見つけながら、
徐々に揃えて行けばいいかな・・と思っておりました。

とりあえず、タイイングのバイスや必要最低限の用具は持っております。

自分で言うのも何ですが、あまり最初から形、格好にこだわって、
訳もわからないのに高価なものを無理して買う。というようなタイプではないため、
大井さんから適切なアドバイスをいただければ、少しずつそのようにしたいと思っております。


阿寒にいらしてたんですね?

実は私も6月の11日に神奈川から来た友人と
そのフライの手ほどきを受けてる友人と3人で初めて阿寒川に行きました。(笑)

(有料区間ですが、雨でも濁らないので釣行の計算が立ちますよね)


私と神奈川の友人はルアーで50と55のニジマスを釣り、
さらに釣り終わりごろに私がかなりいい引きのニジマスを付けたのですが、
ラインが切れてしまい姿を見ずに終わってしまいました・・(苦笑)


でも景観や渓相の良さに感動して、また行きたいな~と感じさせてくれる川でした。

月曜日は「西別川」に行く予定です。


北海道 O




・私の返信



フライフィッシングの醍醐味は、やはりドライフライでライズを釣ることだと思います。
ほかの釣りではできない釣り方ですから。

なので、最初はキャスティングを少しずつ練習しながら
ドライフライで釣ることをされるといいのではないでしょうか。


やはり多くの人を見てきて、
最初に躓いてしまうのはキャスティングのややこしさというか、小難しさですので、
ある程度思い通りに投げられるように、少しの期間地道な練習は必要かもしれません。


キャスティングがそつなくこなせる様になれば、ドライフライでこれぞフライフィッシング!
という面白さを体感できるはずです。本当に面白いです。


ただ、いつでもドライで釣れるかというとそうではないところもありますので、
ドライが駄目な時は、ニンフィングやウエットなど沈める釣りも試しにやってみるといいと思います。

そんな時、ヨーロピアンニンフィングは基本的にはシンプルな考え方で釣りますので、
それはそれで刺激的な面白さがあります。ニンフィングにはニンフィングの奥深さがありますし、

テンポよく立て続けに釣れることも多く、やはり興奮ものです。


ウエットは、ルアーに近い感覚がありますので、あまり違和感なく馴染めると思います。
スイングの釣りも面白いです。


ということで、私が思うには、まずはキャスティングの上達に焦点を当て、
その後、少しずつニンフィングやウエットと広げていけばいいのではないでしょうか。


それでは、またいつでも連絡ください。
西別川、頑張ってください。




・Oさんの返信



こんばんは。いつも親身なご回答、ありがとうございました。

実は今年の2月の下旬位から、その友人と西別川に行き、
釣行を兼ねてフライのキャスティングを徐々に練習しておりました。

フライでの釣果は、まだそのウグイ1匹のみですが(笑)、
キャスティングは友人に言わせると、「もう一人でやらせてても、
心配ないレベルだね~」とは言われてはいます。


そうですよね、
大井さんの「必ず釣れる5ステップ」にも一番最初に
「キャスティングの重要性」を説かれてましたもね。


友人からもドライフライの醍醐味を聞いておりましたので、
これからの北海道はちょうどその時期になりますので、

大井さんのアドバイス通りにまずキャスティングの基礎をサイトの動画なども見ながら、
しっかり身につけようと思います。


どの世界においても「基礎」は本当に大切ですよね。
勉強、スポーツなどでも最初に基礎を踏み外すと、結果的に大きな回り道をしてしまい、
回り道の分、余計な出費をしてしまったという事も多々あります・・


大井さんのアドバイスが私には

「急がば回れ、その方が結果的にフライフィッシングが大いに楽しめるようになる」

と言われているようです。


今回まだわずかですが、大井さんの人柄に触れ、
とにかく先に物を売ろうとしない姿勢や、メールでの迅速、丁寧な回答。
サイトを見ても良心的なお客さんに対する対応など、

「信頼出来る方だな~」と感じておりました。


こんな私とのやり取りで良ければ、ブログやサイトでご利用下さい。


私と同じような考えでフライフィッシングを始めている方は多いのでは・・?と思っております。
(出来ればイニシャル表記にてお願いします・笑)



私の友人も自分で巻いたドライフライにガッポリ!魚が食い付いて、
フライフィッシングにどっぷりハマったと申してました(笑)



北海道 O






~~~~~





ドライフライやニンフィング、ウエットやストリーマー。


色々な釣り方がフライには用意されていますが、
フライフィッシングにしか出来ない釣り、


それは、ドライフライです。


唯一無二の釣りです。



フライラインの本来の役割は、
綿埃のような重さのないフライをキャストするためのものです。


このラインシステムが痺れるほど面白いんですね。


だから、ドライフライの面白さを知らずして、ニンフやウエットをやっても、
それは、フライフィッシングの面白さの多くを放棄しているともいえるかも知れません。


軽さ。

軽快なキャスト。

無重力感。

音のない着水。

魚が飛び出る瞬間。




ドライフライの釣りというのは、

その瞬間、自由になれた気がするんです。


重力や引力とは関係ないような錯覚を覚えます。



ルアーやえさ釣りをしている人も、

この自由な感覚、重さのない感覚、音のない感覚、

世界が止まったような感覚。



こういうものを感じてほしいと思います。




それで、

でも、


いつでもドライで釣れるわけではありません。


というか、

ドライフィッシングは、季節や時間帯や河川状況に大きく左右される釣りでもありますので、

限られた釣りとも、言えます。



そこで、


ドライがダメなときは、ニンフィングの出番です。


ドライしかやらない人もいますが、それはもったいないですね。

もったいなさすぎる。


何故なら、ニンフィングはニンフィングの電気的な感電的なショッキングな面白さがあるからです。

ダイレクトコンタクトで今まで釣れなかった大物が釣れることが分かると、

その奥深さに、またのめり込んでしまうのです。



結局、

フライフィッシングというのは、

一筋縄ではいかない、面白さと興奮のある世界です。


もし、何かに熱中することが人生なら、

何かに情熱を注ぎ続けることが人生なら、



フライフィッシングほど知的で洗練され、

尚且つ原始的な興奮を味わえる遊びもそうそうないと思います。









■真夏のエネルギー



釣りに行く大きな目的として、


「エネルギー」


を、もらいに行く、上げに行く、

ということがあると思います。





何はともあれ、


エネルギーが大切です。


エネルギーが充満していれば、どうにでもなるからです。




よく、パワースポットという言い方をすることもありますが、


釣りにいったその場所は、すべてパワースポットだと言っていいと思っています。



精霊が住むコバルトブルーな水面。

精霊が住む深い森。


エネルギーを感じる。

風に、木々に、苔に、岩魚に、


何か、大きなエネルギーを感じる。



そのエネルギーは、

枯渇することは決してない。






今日は最後に、この言葉をあなたに贈ります。



「自分の中に、信念よりも大きく、熱望よりも大きく、自信よりも大きく、決意よりも大きく、

そして夢よりも大きなものがあるのを感じるんだ」


李小龍







こういう感覚、気を感じられるようになったら、我々は達人の域です。









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■ヘンズGPXツーインワンフライロッド
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9フィートでドライフライ、10フィートでユーロニンフィングをプレイできる優れたロッドです。
ドライフライロッドとしての性能も良く、抜けのいいキャストができテーリングの少ないタイとループが作れます。

一人二役、いや一人三役ぐらいの仕事をするロッドです。
北海道釣行でも使用し、ライズフィッシング、ニンフィングと大活躍でした。



■ヨーロピアンニンフィングとは?
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45度クワド理論はトレース方法の黄金比率です。
テンポよく切れ味の鋭いニンフィングができます。北海道でも川をチェックするように釣れまくりました。




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■伝えたいこと

本当は・・
私たちはもっともっと本来の自分の求めているライフスタイルを実現するべきなんです。
そのことが、生きる意味だとも思います。

少しだけ今までより半歩前へ踏み出すだけで、
それは実現へと向うのは分かっているのに、何となくやらないでいるだけです。

フライフィッシングをライフスタイルの中に取り入れましょう。
沢山の喜びと癒しと学びを、得ることができるでしょう。

あなたの人生を、自身の手で心地よく作り上げていくには、
フライフィッシングというスタイルはとても素晴らしい選択の一つであることは、間違いありません。

そのことを、伝えていきたいのです。
フライフィッシングのイデア(理想、哲学)を表現していきたいのです。







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