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タイトル :【何故、釣果に大差が付くのか?】
配信日時 :2017/04/02(日) 12:00

本文:

『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり
これに勝るものはなし』

『説教する人、物書く人、宣誓する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、
いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』
By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」
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【何故、釣果に大差が付くのか?】



大井しょうぶです。




大差が付く原因は何だと思いますか?


あの人は、バカスコ釣っているのに、俺は釣れない・・。


何故?




この時、
多くの人は、


能力の差

実力の差

釣り勘の差

持って生まれた才能の差



など、色々とその要因を探り、
自分はそうではないからと、諦めるわけです。



しかし、

大差とは、実は、

「微差の積み重ね」に過ぎないと思います。



小さな小さな微差力の積み重ねが、
いつしか、誰もが驚くような大差になっているんです。



だから、
この微差力こそ、
本当の実力の差だと思います。




しかしながら、


何が微差なのか?
どこで微差がつくのか?


が、いまいち分からない。




例えば、キャスティング。


リストの使い方ひとつとっても、
本当に細部に渡って、角度やタイミングを検証しているかいないか?


という、ことです。


スタンスの取り方。
グリップの握り方。
腕を振り上げるスピード。
腕を振り下ろすスピード。


全部そうです。





ニンフィングなら、


例えば、
ユーロニンフィングのメンバーズサイトでは詳しく話していますが、


「セカンドフォール」


という戦術があり、
それを使うと釣果は必ず上がります。



それで、
このセカンドフォールの掛け方にしても、
どのタイミングで、どの程度にするか。


流れの速さや水深やストラクチャーによっても、掛け方が違ってきますから、
その微差を感じ、トレースするかしないかで、

やはり、その効果は違ってきます。



このように、
微差力というのは、大差力であり、


もっと言えば、


「気付くか気づかないか」


の違いになると思います。



気付かないのです。



何が微差なのか?

どこで微差がでるのか?


なかなか分からないのです。




なので、私は、

今までの釣行から得た、

「気付き」

を、メモに取ったり、ストックして、


それを、
キャスティングスクールや、

ニンフィングのDVDやメンバーズサイトに、
反映しているんです。



気付きの中には、

様々な人たちとのやり取りの中で生まれたものや、
本を読んでDVDを見て、気付いていったという経緯があります。

一人では、無理です。


アンテナを張り巡らし情報を吸収し、
それを自分の中で咀嚼し、

新たな何かを生み出そうとしているのです。




「神は細部に宿る」「God is in the details」


というように、


本当の実力、才能というものは、
実は、一見気づかないような微差の積み重ねなんでしょうね。



エジソンだって、何万回と失敗して、

でも修正を重ね、

ついに、成功する訳です。


微差力が、
人類がひっくり返るような大差になったという見本のような人生ですよね。



だから、楽しすぎるほどのフライフィッシングで、
この微差力を意識しながら釣りをするだけで、


知らない間に、あなたは驚くほど上手くなると思いますよ。



そして、

そうなったら、こういう微差力の威力が分かれば、
仕事にも日常生活にも応用できるわけです。


我々の人生全般が上向いていくんだと思いますね。




それで、

この微差力というのは、中々すぐには成果として現れづらいんです。

微差ですから。


だから、
今やっている努力をいつの間にか止めちゃうんですよね、
人間って。


途中で止めちゃうから、次復活するときにはまた一からやり直しになる。
こういう中途半端な繰り返しになってしまうと、中々大差に結びつかないのです。



でも、自分のやっていることを信じて小さな改善を繰り返すことで、
キャスティングも釣り自体も必ずステージアップできると、

私は信じています。



気付いていくこと。
改善を繰り返すこと。


これですね。


私も頑張ります。





ps、

料理とかを比べてみると分かりますよね。

日本人の繊細さ。気づかい。
たゆまぬ創意工夫。


海外の食べ物って、何だかんだ、大味です。



物凄く美味しいタンメンのお店が東京にあったんですが、(今もありますけど)
最近、代が変わりまして。


そうしたら、
まったく同じ食材で同じ調味料の配分で作っているであろう、にも関わらず、

違うもの、

になってしまいました。


こういう経験ありますよね。


何が違うのか?



繊細さこそ、世界を変えるほどの大胆さに繋がるんだと思います。







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少しづつオリジナルなシステムも考えてみると、更に面白くなりますよ。


釣行時のお話もぜひ聞かせてくださいね。



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■伝えたいこと

本当は・・
私たちはもっともっと本来の自分の求めているライフスタイルを実現するべきなんです。
そのことが、生きる意味だとも思います。

少しだけ今までより半歩前へ踏み出すだけで、
それは実現へと向うのは分かっているのに、何となくやらないでいるだけです。

フライフィッシングをライフスタイルの中に取り入れましょう。
沢山の喜びと癒しと学びを、得ることができるでしょう。

あなたの人生を、自身の手で心地よく作り上げていくには、
フライフィッシングというスタイルはとても素晴らしい選択の一つであることは、間違いありません。

そのことを、伝えていきたいのです。
フライフィッシングのイデア(理想、哲学)を表現していきたいのです。




そして私は、釣りを釣りで終わらせたくありません。

これからの時代は、

「釣りを釣りで終わらせない」

思考能力が必要だと思っています。

何故なら、史上最高の激動の時代(カオスの時代)に我々は生きているからです。


資本主義は限界値を超えている
AI(人工知能の台頭)
情報の氾濫につぐ氾濫
近隣国の不穏な動向


釣りをする為にロッドはありますが、
世界観を押し広げる為の大切なツールでもあるのです。


視野の広さ、洞察力、直観力、主体的に考え抜く力。
これらを、釣りという楽しい遊びを通して身に付けていくべきです。
でないと、もったいなさすぎます。

だから、時には釣りと直接関係ない話や、
ちょっと挑発的な問い掛けもするかも知れません。

でも、そのことであなたがインスパイアーを受け、
何かに気付き、何かの行動の起爆剤になれるのなら、
私は、そのことが非常にうれしいのです。


我々の時間は限られています。
今、最高の人生を自分自身で掴む為にロッドを手に取るのです。




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