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タイトル :特別企画&巨○が釣れてしまったんだ。
配信日時 :2016/11/06(日) 07:00

本文:

『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり
これに勝るものはなし』

『説教する人、物書く人、宣誓する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、
いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』
By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」
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しょうぶです。


年末特別企画として、

「ニンフィングセット」を特別価格で販売します。


詳しくは編集後記で。





■ヘラ釣りで巨○が釣れてしまったんだ!?


前回は、何十年かぶりで行った釣りで、

第一投でバスが釣れちやった、というお話でした。


心のどこかで、


「俺はもってるな・・」


と、ちょっとは感じていたのも事実です。^^


その当時は、「もっている」という表現はありませんでしたが。(笑)



そして、次はヘラ釣りに行こうということになり、

用水池のようなところに、ヘラを釣りに行ったのです。


先輩の話では、ここで何度もヘラを釣っているとのことでした。



皆で折りたたみ椅子に座って、ずらっ~と並んで。


ネリ餌をこね、針につけ、

ポトンと目の前の水面に餌を落とし、

じ~~っと、ヘラ浮きを凝視する釣りが始まったのです。



「いや~、いい天気だな~」

「この辺はのんびりしていて最高だね」

「この浮き高かったんだよ、いい浮きなんだ」


私は、よくわからないので、

「そうなんですか・・」



こんな感じで釣りは続きます。


続きますが、いつまでたってもいっこうに当たりはこない。
ヘラ浮きは、ピクともしない。


皆、休日をのんびりと過ごすことの方が釣ることより大切なようでした。



それにしても、

待てど暮らせど、浮きは微動だにしない。


数時間たち、私はすでにかなり退屈で、

つまらなさが頭を支配し始めていた。


「皆、楽しいのかな?」


でも、誰も場所を移動する訳でもなく、

諦めて、帰るわけでもなく、


ただ、同じ動作の繰り返し。


「まあ、こういうことなんだろうな、釣りというは・・・」



私はあくびを噛み殺しながら周りを見渡すと、

右側の10mほど先に、コンクリート護岸が途切れた場所があった。


草木が茂り、数本の木の先端が水面に垂れ下がり、

薄暗い空間を作っている場所が、一か所あった。



どう考えても、魚がいるとしたらあそこしかないだろう。

初心者ながら、そう感じた。


しばらくは、そこへ移動するのを我慢して、

みんなと同じにしていたのだが、


どうにも、あの場所が気になって仕方がない。


機を見て、そ~っと皆がいる場所から一人離れ、

草木が生い茂り、生命感を一番強く感じるあの場所で、


ねり餌を、ボトンと投げたのでした。


実はこの時、釣れる予感で頭がいっぱいになっていて、

連れた後、皆にどう説明しようかのシミュレーションをしていたほどだった。




数投目、


「ぐぅぅぅ~~ん!!」


という、今まで感じたことがない強い引きに、心臓はバクっと音を立てました。



「やっぱり来た!」

「うぉ!何が釣れたんだ~!」

「あ!やべぇ~。引きずり込まれる!」


その直後、巨大な黒い影が水面にぐわ~~んと浮かび上がってきました。


それは、

「この池の主か?釣っちゃいけないものを釣っちゃったのか?」

と、私の中では思えるほどでした。


何なんだ、このでかい魚は!?

ヘラ釣りなのに、こんなでかい魚が釣れちゃっていいのか!?


不気味なまでのでかさと強い引きに、少し恐怖覚えた程でした。


私の異変に気付いた仲間が駆け寄ってきて、


「あ!鯉だ!巨鯉だ!」


と。



それは、優に70cm~80cmはあるであろう巨鯉だったのです。

いや、今思えば、メーターオーバーだったかも知れない。(ほんと・・)


竿を立てたほうがいいかも知れないと、

直感的に思ったのですが、


これ以上立てたら、間違いなく折れる。

ほっそいヘラ竿ですから。しかも安いセットの。



グングン!グングン!と、

底へ潜ろうとする巨鯉。


反動で、仰向けにひっくり返り白い腹が見える。

それがまた、でかいから薄気味悪い。


「ヤベ~」



だが、次の瞬間、

スパ~ンと糸は切れ、ビヨョ~ンと竿は震え、

糸は空中をひらひらと舞ったのであった。



脱力感。



・・・。




今回は、みんな唖然としていた。

帰りの車の中で、一人密かにこう思ったのでした。


「俺、ハンティング能力あるな。もってるな・・。」


・・・。



しかし、だがしかし、世の中そう甘くはない。

そのうぬぼれは、粉々に打ち砕かれることになるんです。



それが、


「フライフィッシング」


という釣りだったのです。





次回は、


「釣り具量販店で驚きの連続!何でウサギの顔があるの?」



をお送りします。


お楽しみに。







■編集後記



「ユーロニンフィング特別セット」

を、特別価格で数量限定で販売します。


今まで、興味はあったけど購入までに至らなかったあなたへの、
プレゼントです。

私は、通常価格でも「安い!」と思っていますので、

めっちゃお得な買い物になると思いますよ~。


今日の夜、20時頃に案内を流しますので、

私からのメールを見逃さないでくださいね。




それでは。


Tight Line!






私に何か聞いてみたいことがありましたら、お気軽にご連絡ください。
http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?contact


フライフィッシング私的大全(もっと遠く、もっと広く!)
「Complete Angler」
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■伝えたいこと

本当は・・
私たちはもっともっと本来の自分の求めているライフスタイルを実現するべきなんです。
そのことが、生きる意味だとも思います。

少しだけ今までより半歩前へ踏み出すだけで、
それは実現へと向うのは分かっているのに、何となくやらないでいるだけです。

フライフィッシングをライフスタイルの中に取り入れましょう。
沢山の喜びと癒しと学びを、得ることができるでしょう。

あなたの人生を、自身の手で心地よく作り上げていくには、
フライフィッシングというスタイルはとても素晴らしい選択の一つであることは、間違いありません。

そのことを、伝えていきたいのです。
フライフィッシングのイデア(理想、哲学)を表現していきたいのです。



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