【フライフィッシング進化論】 バックナンバー一覧

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タイトル :本当に第一投で釣れてしまったんだ。
配信日時 :2016/10/30(日) 07:00

本文:

『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり
これに勝るものはなし』

『説教する人、物書く人、宣誓する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、
いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』
By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」
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しょうぶです。


今号は、「私のフライフィッシング事始め」を、
紹介したいと思います。


何十年振りに行った釣りで、
その第一投でバスが釣れちゃったんです。ほんと。





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百聞は一見に如かず。フルラインにスペイキャスト。
更には、フロー理論も融合させていきます。
1日で、頭から湯気が出るほど、知識や理論が手に入ります。








■編集後記


【私のフライフィッシング事始め】



第一話


■第一投で釣れたバス。


楽器満載のタウンエースで通りかかる江戸川の橋の下で、
いつも、誰かが糸を垂れていた。

自由そうだけど、もの悲しい感じもあり、
他にやることないのかな?と思った。

ガキの頃はそういえば、裏の川で雑魚釣りをしたっけな・・。

ちょっと、少年の頃を思い出したりした。


「俺には縁のないことだな・・」


釣りなんて、リタイアしたおじさんが、
暇つぶしてやるもんだとしか、認識していなかった。



~~~~~~~


数年後。

ある初夏の日、たまたま当時の知り合いから誘われ、
6~7人で、バス釣りに出かけた。

音楽は止めていた。


何十年かぶりの釣りだった。


牛久沼に着き、

クリンチノットを先輩から教わり、
投げ方を教わり、ワームを付け、

どこに投げればいいのかも分からなったが、
とにかく、誰よりも先に投げてみたのである。


牛久沼に最初に接したその場所は、
小さな湾のようになっていて浅かったので、

他の人達は、
もっといいポイントを探そうとして、
そこではキャストせずに、
あちこちへ散っていこうとしていた時だった。


ビヨョ~ンと、ワームを投げたのである。

ヘロヘロっと、力なく10mほど先の水面に着水したワームを、
クルクルっと、リールで回収し始めたその時、

ググッと何かが引っかかったような手ごたえがあった。
ゴミにでも引っかかったのだろう。取れればいいけど・・。

一投目からこれか・・。


だが、その直後、横へラインが走ったので「アレ?」と、
少し慌ててリールを巻いたら、

ワームをバスが咥えていたのである。
25cmほどのバスが。

なんともあっけなく釣れてしまった。


力なく横たわるバスを手に持ち、
写真を撮ってもらった。

手に付いた魚の生臭さが、妙に懐かしかった。



同行の人達は、
少し驚きながらも、


「ビキナーズラックだよね」


とからかった。


私もそう思った。
運だけであると。


この日は、誰も釣れなかったんじゃないかと記憶している。
私も、釣果はこの最初の第一投目のバスだけだった。



しかし、今思えば、

この時の第一投が、

この時のバスが、


私の奥底で、長らくバラバラになっていたパズルの、

最初のワンピースがカチッと音を立てて所定の位置に収まり、
私の中の何かが始まったんだと思います。



本当に第一投で、バスが釣れてしまったのだ。

二~三投でなら、
また違った人生の展開が待っていたかも知れない。


次に皆で行ったヘラ釣りでも、快進撃は続いたのであった。




つづく。








私に何か聞いてみたいことがありましたら、お気軽にご連絡ください。
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フライフィッシング私的大全(もっと遠く、もっと広く!)
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■伝えたいこと

本当は・・
私たちはもっともっと本来の自分の求めているライフスタイルを実現するべきなんです。
そのことが、生きる意味だとも思います。

少しだけ今までより半歩前へ踏み出すだけで、
それは実現へと向うのは分かっているのに、何となくやらないでいるだけです。

フライフィッシングをライフスタイルの中に取り入れましょう。
沢山の喜びと癒しと学びを、得ることができるでしょう。

あなたの人生を、自身の手で心地よく作り上げていくには、
フライフィッシングというスタイルはとても素晴らしい選択の一つであることは、間違いありません。

そのことを、伝えていきたいのです。
フライフィッシングのイデア(理想、哲学)を表現していきたいのです。



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