【フライフィッシング進化論】 バックナンバー一覧

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タイトル :静かなる川のチャンピオンを見て買おうと思いました。
配信日時 :2016/03/04(金) 07:00

本文:

『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり
これに勝るものはなし』

『説教する人、物書く人、宣誓する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、
いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』
By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」
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大井しょうぶです。


DVD教材やキットが売れています。
春の風を感じ、釣り欲がムラムラときているのでしょうか。

そして連日、読者さんや購入者さんから連絡もらっています。



今号から何回かに分けて、

読者さんからの感想や、質問など、
シェアーしていきます。


詳しくは編集後記で。




■確実に日本でもプレイヤーが増え続けています。 


「誰も教えない最強ニンフの釣り方・静かなる川のチャンピオン」
http://europiannymphing.flyfishing-japan.com/index.php?EuropianNymphingMethodLetter


あなたが水面下の釣りをしているなら、
今後は、このニンフィングスタイルを取り入れてください。
今までにない、電気的な興奮を覚えるでしょう。


「ドライやウエットが駄目なとき、こんな面白い釣り方があるんだ!」

と、新たな感覚が芽生えるはずです。


何故なら、

今まで釣れなかった魚が釣れるようになるからです。
時には、腕が痛くなるほど釣れてしまう可能性も高いのです。


そして、重要なのは、
このメソッドはとてもシンプルで美しいスタイルを持っているということです。





■編集後記



まずは、北海道のSさんから。


---ここから----


大井しょうぶ 様

北海道○○町のSです。かなりご無沙汰しております。

いつもいつもメルマガを楽しみにしております。
今号の【釣れる釣り人の特徴とは?】も非常に興味深く拝読させて頂きました。

好奇心の強さがキーポイントなのはうなずけました。
今期の目標はもっと魚の気持ちになって釣りをしてみたいと思います。

さて、ユーロニンフですが、実は挫折中です。
と言いますのも当たりが取りづらいのです。ロッドから伝わる感度が鈍いというか。

餌釣り本流竿ですと、ガン玉が川底の岩に当たるのが分かるのに、
フライロッドに持ち替えると根掛りするまで分かりません。

今期は 、自分の感度をもっと上げるのも目標にしていきたいですね。

それと、今期は鮎タイツを履いてユーロニンフに挑戦します。
ポイントも大分絞れてきまして、絶対ここだというポイントを狙い撃ちしに行きます。

昨年はユーロニンフでは釣れませんでしたが、
ダブルハンドで春にニンフ、秋にエッグを使い60オーバーの虹鱒をキャッチしました。

こんなシーズンは釣りを始めて初体験でした。

今期は、もっと本数を上げるべく、好奇心旺盛でフライフィッシングにトライします。


○○町 S



【私の返信】


ご無沙汰しています。
メルマガの感想ありがとうございます。

釣りが好きな人はそもそも好奇心が旺盛ですよね。
やっぱり、男の趣味としては最高です。

世の中の元気な大人を観察しても、
皆、好奇心が旺盛で豊かですよね。

ユーロニンフは、イマイチですか。
餌釣りだと上手くいっているようですので、
餌釣りのシステムと同じにして、一度試しにやってみたらどうでしょうか。

○○の位置に、ガン玉を噛ませて、
餌釣りと同じように流してみるとか・・。
根がかりも軽減されると思うのですが。

ユーロニンフもラインが張っていれば、
ダイレクトに底の状態が分かりますので、
何かが、少し違っているのかもしれませんね。

餌釣りと違う点を挙げるとすれば、
素早く打ち返しキャストで、クイックリーに色々なポイントを探れることだと思います。
ミドルレンジのチェックニンフもできなくはないと考えています。
後は、マッチングザハッチが出来ることでしょうか。

鮎タイツでユーロニンフは、素晴らしい戦術だと思います。
日本では誰もやっていないと思いますので、新たなる挑戦ですね。

ニンフやエッグで釣れていますので、
ユーロニンフでも会心の釣果を得られるはずです。

応援しています。


----ここまで------


Sさんは、
北海道の本流で、ヨーロピアンニンフィングに挑戦しています。

本流は、まあ難しいです・・。

餌釣りをされていますので、
感覚的な違いがあるのかも知れません。

でも、感覚さえ掴めば、
そして、ポイントを絞り込めれば、いけるはずです。





■何故、ヨーロピアンニンフィング教材を購入しようと思ったのか?


続いて、最近DVD教材を購入して頂いた岩手県のOさんです。
何故、ヨーロピアンニンフィングを学ぼうと思ったのでしょうか?


---ここから----


大井しょうぶ 様

連絡ありがとうございます。

先日、BSで放送された世界の太公望「静かなる川のチャンピオン」を見て、
ヨーロピアンニンフィングって凄いなと思ったところです。

ですが、そのシステムや方法が分からず、ネットで検索していたところ、
貴サイトを見つけ、ヨーロピアンニンフィングを学んでみようと思いました。

10年来、フライフィッシングをしていますが、
限られた条件でしか釣れないドライの釣りや思うように行かないニンフの釣りに
こんなものかなと諦念にも似た気持ちでいました。

どこまで出来るか分かりませんが、よろしくお願いします。



---ここまで----


実際、慣れてしまえば結構簡単なんですね。

システムや考え方は、いたってシンプル。
シンプルだから、美しい。


ただ、いままでのフライフィッシングとは違う感覚があることは
確かですので、最初はぎこちなくなる・・・といった程度のものです。


ある意味、盲点を付いています。
だから、チェコもあれだけ釣れるのです。



ちょっと裏話をすれば・・、

チームチェコは、国がサポートしていますので。
専任のアドバイザーやコーチが付きますので・・。

競技前は、近寄りがたい雰囲気をかもし出してます。


でも、日頃やり取りをしている
元チームチェコのジャンもミロスラブもジリも、

皆、いいヤツです。





ということで、
今号はこの辺で。


Tight Line!



次回も、色々な読者さんとのやり取りを紹介していきます。

「他の人がどんなこと考えているのか?」

というのは、面白いですよ。






++++ここから過去記事++++



【釣れる釣り人の特徴とは?】


大井しょうぶです。

気付けば、もう2月も中旬。
アッという間に解禁です。

この早すぎる時間には、限りがあります。
我々にとって。

グダグダ言い訳せず、
完全燃焼で行くしかないです。



今号は、

「釣れる釣り人の特徴とは?」

です。


詳しくは、編集後記で。




■ジワジワと確実に日本でもプレイヤーが増え続けています。


「誰も教えない超かっこいいニンフの釣り」
http://europiannymphing.flyfishing-japan.com/index.php?EuropianNymphingMethodLetter


フェンシングやジークンドーとの融合を試みています。
音楽とも融合するべきです。
ゾーンやフローを取り入れるべきです。

この辺の意味、分かりますか?


「Be Water my frend」


「水になりなさい、友よ」




■編集後記


《釣れる人の特徴》


そりゃ、考えてみれば色々あります。
色々な要素がそこにはあります。

ありますけど、
どれか一つを言い表すとすれば、



「好奇心」



が、ものすごく強いのです。

釣れる人というのは。



あれは面白い。
これも面白い。
そっちも捨てがたいほどイカしてる。

キャスティングはなんて面白いんだ。
何であんな糸を前後に振るんだ。

タイイングも面白い。
孔雀の羽をあれこれ巻くなんてゲイジツテキだ。



こういう感じで始まって、


魚そのものへの興味。
水生昆虫への興味。
生態系への興味。
世界の釣り場への興味。
釣れる釣り方への興味。
メディテーション(瞑想)への興味。


そりゃ、果てしなく好奇心に溢れてくる訳です。



そして、例えば、

自分が釣れないとき、隣の人が釣っていたりすると、


「どんなシステム?」

「どんなフライ?」

「棚取りは?」

「ラインは?」

「インチキしてんじゃね~のか?」(笑)


なんて、色々好奇心の塊になっているのです。


こんな状態の釣り人は、


「少年」


です。



全てが、好奇心で溢れている


「あの頃の自分」


なのです。





逆を言えば、


こういう感覚が薄い人。

すっかり小利口な大人になり、
周りに合わせて生きている人。


彼らは、

好奇心は薄れ、
釣りもワンパターンになり、

素直に釣れている人から学び取ることもせず、
自分の殻の中で、自己満足で終わるのです。





■年寄りと若者


好奇心に溢れている人は、

年に関係なく若いです。

私の周りの人間もおおよそそう分けられます。


好奇心もなくなり、
将来の不安ばかりを口にし、
人の成幸を素直に喜べない。
依存先ばがりを考えている。

こういう人は、
年に関係なく年寄りくさいです。


逆に、色んなことに好奇心を持ち、
自ら主体的に動こうとしている人は、
50歳だろうが、60歳だろうが、


若いのです。


目が生きている。





■よくよく世の中を観察すると。



面白いものばかりで溢れています。


色んな面白い人がいますし、
科学技術は果てしなく進化していて面白い。

本屋に行ったら、一日じゃ足りないほど面白い世界が垣間見れる。



この感覚、とても非常~~~~に大切です。


「好奇心」



感性を錆つかせないでください。


これ、目先のお金なんかより断然大切ですよ。



こういう感性が錆びついて、ガチガチの頭になってしまうと、


ひねくれたり、人の足を引っ張ったり、
上手く責任を回避することに長けてしまったり、
老後の年金ばかり気になったり、


老いへまっしぐらです。


こういう人、結構多いです。




まず、自分がこういう人間にならないこと。
そして、こういう好奇心のないタイプの人間とは距離を置くこと。
好奇心に溢れた少年のような人と付き合うこと。


これですね。



「好奇心」



に溢れた人生を歩みましょう。



釣り、特にフライフィッシングには、


好奇心を刺激する物事が、


溢れんばかりにあります。




「情熱的に好奇心の趣くまま生きる」



フライフィッシングなら、それは可能です。






ということで、今号はこの辺で。



Tight Line!





私に何か聞いてみたいことがありましたら、お気軽にご連絡ください。
http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?contact


フライフィッシング私的大全(もっと遠く、もっと広く!)
「Complete Angler」
http://www.flyfishing-japan.com/shop



■伝えたいこと

本当は・・
私たちはもっともっと本来の自分の求めているライフスタイルを実現するべきなんです。
そのことが、生きる意味だとも思います。

少しだけ今までより半歩前へ踏み出すだけで、
それは実現へと向うのは分かっているのに、何となくやらないでいるだけです。

フライフィッシングをライフスタイルの中に取り入れましょう。
沢山の喜びと癒しと学びを、得ることができるでしょう。

あなたの人生を、自身の手で心地よく作り上げていくには、
フライフィッシングというスタイルはとても素晴らしい選択の一つであることは、間違いありません。

そのことを、伝えていきたいのです。
フライフィッシングのイデア(理想、哲学)を表現していきたいのです。



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