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タイトル :フレンチニンフの可能性、都心の管釣り
配信日時 :2015/12/20(日) 07:00

本文:

『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり
これに勝るものはなし』

『説教する人、物書く人、専制する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、
いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』
By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」
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フレンチニンフの可能性、都心の管釣り


大井しょうぶです。

今号は、「フレンチニンフの可能性、都心の管釣り」です。

詳しくは編集後記で。



■売れ筋商品情報



・バンブーロッドセット
http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?Bamboo%20rod%20set

定番の人気です。
シルクラインの仕様が若干変わり、
ラインエンドがループになりました。



・ヘンズGPXツーインワンロッド
http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?Hends%20Rod

9フィートのドライフライキャストは、
とても軽快にタイトループキャスティングができます。
9フィートだけでも、完成度は高いですね。気に入っています。
そして、10フィートで攻めのニンフィング。変幻自在です。



・タイイングセットコンプリート(セットだとリーズナブルです)
http://www.flyfishing-japan.com/shop/fwd3/TyingCompleteSet

美しいヨーロピアンニンフでフライボックスをいっぱいにしましょう。
眺めているだけで、心は充足されていくし、
さりげなく人に見せちゃったりすると、その人「とて興味津々」です。
今まで見たことのない煌びやかさに、思わずうっとり。

フレンチのジグメイフライニンフは、管釣りでもその威力を発揮します。



・ヨーロピアンニンフィングDVD教材
http://www.flyfishing-japan.com/shop/fwd3/DVDTeachingmaterial

誰も教えてくれないニンフの釣り。
人とは違うことが好き!という人には最高の釣り方です。
そして、人以上に釣れちゃいます!
人と同じでは、同じ結果にしかなりません。






■編集後記


たまには、気軽な管釣り釣行記を。


先日、東京へ私用で出向いた時、
せっかくなので、どこか管釣りでサクッと釣りでもしようと思い立ち、
調べたら、豊島園で今の時期釣りが出来るんですね~。

そこで、3時間ほど釣りをしました。


何故、都心近くで釣りをしようと思ったかというと、

・ユスリカのハッチはあるのか?
・ハッチが無くてもイマージングメソッドは通用するのか?
・フレンチニンフはプールの管釣りで通用するのか?
・他の釣り人のリサーチ。


などが、目的としてありました。



キャリーケースをカラコロ引きながら、到着。
電車での釣行もなかなかおつなものです。


遠浅のプールになっていて、
他の人は、ラバーブーツを履いて少し立ち込んで釣りをしていました。

私は、普通の紐ブーツでしたので、水際からロングキャストで攻めてみました。


タックルは、6番にフローティングライン。


案の定、ユスリカのハッチはありません。
標高の低い場所では、「やはりそうか」と再確認。
よって、ライズもありません。

しかし、この時期のこういう管釣りなので、
ユスリカで反応を見ようと
まずは、ユスリカのサイケデリックイマージャーを結びます。


表層は難しいと即判断できたので、
シンキングリーダーにティペットを足し、
イマージャーで中層をハンドリトリーブしてみます。

ほぼ、フルラインキャスト。


数等しましが、無反応。

ここは、波打ち際は流れがありなかなかライン操作が難しい。



一番、水通しが良く流れのある場所が空いたので移動し、
数等キャストを繰り返し、中層をイマージングさせてみると、

グングンと、ダイレクトコンタクトがあり、
20cmほどのニジマスが釣れました。


ここまで、釣り開始から30分ほど。


暖かい日が続いた後の寒い日です。魚の活性は良くない。
周りは、誰も釣れていません。

どういう釣り方をしているか観察してみると、
皆、大きなマーカーを付けてじっと待つような釣り方。

やはり、こういう釣り方が定番のようですね。



ルアーエリアには、十数人が立ち込み、
ひたすらルアーをキャストしていましたが、釣れていません。


私は、その後も数匹を同じ釣り方で追加できました。


しばらくすると、反応が悪くなってきたので、
今日のもう一つの検証課題である、フレンチニンフでの釣りに切り替えます。


フレンチのタングステンジグメイフライニンフをキャストすると、
すぐさま、ゴンゴンとアタリがあり、ニジマスを追加。

今までとは、反応が違います。

こういう場所でも、フレンチニンフが好反応であることに、
新鮮な発見を感じますね。


何が、違うのか?
他の人と、何が違うのか?
狙っている層なのか?
フライそのものなのか?
サイズなのか?
ホットスポットの威力なのか?


色々と、思案をめぐらせます。

周りが薄暗くなってきたので、
フライを少し大きめのフラッシュされたジグニンフに変えます。

夕方、反応が上がり、対岸のマーカーの人もようやく釣り上げていました。


私は、水車の手前のピンポイントに
フライからガツンと着水するように直撃弾キャスト。

フライが着水すると同時に、ガボッと魚がフライをひったくりました。

35cmほどのブラウン。

ブラウンは、こういう場所でも際に潜んでいました。


お隣では、初心者のおじさんがスペイキャストを繰り返していましたが、
フライは5m先でいつも落下。

ラインがこんがらがって、何度も結びなおしていました。
でも、楽しそうな顔していましたね。それで、良いのです。


ということで、
まあまあな釣果を得て、キャリーケースをカラコロ引きながら帰りました。




今回思ったことは、


冬期は、どんな場所でもユスリカのイマージングで何とかなるということ。

それと、フレンチニンフは中々いい反応があり、
渓流での釣りには最高ですが、こういう管釣りにも素晴らしく使えるということ。
湖でも、いけるでしょう。


それと、都心近くで電車で釣りが出来るというのは、
気楽に楽しめて、私はこういう身軽な釣りもとても好きですね~。
ありそうでなかった釣りスタイルかも。



それでは、今号はこの辺で。



Tight Line !!






私に何か聞いてみたいことがありましたら、お気軽にご連絡ください。
http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?contact


フライフィッシング私的大全(もっと遠く、もっと広く!)
「Complete Angler」
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■伝えたいこと

本当は・・
私たちはもっともっと本来の自分の求めているライフスタイルを実現するべきなんです。
そのことが、生きる意味だとも思います。

少しだけ今までより半歩前へ踏み出すだけで、
それは実現へと向うのは分かっているのに、何となくやらないでいるだけです。

フライフィッシングをライフスタイルの中に取り入れましょう。
沢山の喜びと癒しと学びを、得ることができるでしょう。

あなたの人生を、自身の手で心地よく作り上げていくには、
フライフィッシングというスタイルはとても素晴らしい選択の一つであることは、間違いありません。

そのことを、伝えていきたいのです。
フライフィッシングのイデア(理想、哲学)を表現していきたいのです。



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