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タイトル :読者さんからの質問。止水でのニンフの釣り方、他
配信日時 :2015/04/12(日) 16:20

本文:

『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり
これに勝るものはなし』

『説教する人、物書く人、専制する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、
いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』
By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」
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しょうぶです。

読者さんからよく質問を頂きます。


このメルマガを読んでくれている皆さんにも、
役にたつ内容だと思いますので、いくつかシェアーします。


ぜひ、日頃の釣りに役立ててくださいね。



■それでは、一つ目。



Q、

○○県にあります ○川に大淵がありまして そこには明らかに魚がいるのに 
ルースニング等で挑むのですが なんともなりません。

何かないものかと思案しておりまして
ヨーロピアンニンフであればどうでしょうか。

淵の深さは4メートルはあります
魚はスレッカラシで時には餌釣りでもなんともなりません。


ロッドは専用ロッドが紹介されていますが
3# 4# どちらがよろしいのでしょうか

お勧めのリーダー等もご紹介ください。




A、

お問い合わせありがとうございます。


早速ですが、
その大淵は、流れのかなりゆるいポイントだと想像します。

魚も、いつも上流に向いているのではなく、
クルージングできるような場所でしょうか。

そういう大場所は、やはりかなり難しいのは事実だと思います。


検証してみる事として、

・タナ取り(4mの底を取って流してみる)
・4mの底を取れる重いフライを使う
・フライを可能な限り取り替えてみる(ミッジも)
・エッグやミミズやぶどう虫等を模したフライも使ってみる
・アクションを加えてみる(スイング、ターン、リトリーブ)
・時合を見極める

などが、ざっと思いつくことでした。



餌では釣れているので、まずは真似してみることも一つだと思います。


ヨーロピアンニンフィングは、
どちらかと言うと、流れのある場所(急流の深場)
に絶大な効果を発揮しますが、

このポイントでも試してみる価値はあると思います。

ルースニングでは、狙えないようなポイントに威力を発揮します。

様々な工夫がありますので、その分、
釣れる可能性が広がることは間違いありません。


ロッドは、現在Sold Outです。
申し訳ありませんが次回の入荷をお待ちください。


リーダーは、通常の流れの釣りで使うなら、
チェックニンフリーダーやフレンチリーダーがお勧めです。

もし、新たなニンフィングを模索しているなら、
ヨーロピアンニンフィングは、ニンフィングの世界観が広がりますので、お勧めします。


それでは、よろしくお願いします。




---ここまで----


大淵というのは、難しいポイントです。
魚が、フライやリーダーティペットをじっくり観察できてしまうからです。

やはり一番は、時合いを見極めることになると思います。

ニンフだけでなくストリーマーを引っ張るのも、
面白いかもしれませんね。





■次の質問です。



Q、

本日ストライクインジケーターをご送付頂きました。
早速ですが、止水の管理釣り場で試してみたいと思っていますが、
どの様な使い方になるのか教えて頂きたいと思います。


自分のロッドは3~4番の11でリーダーは9を使用しています。
ニンフの経験は、ルースニング又、ショットをつけての
アウトリガーは経験があり何とか釣れておりました。


A、


お問い合わせありがとうございます。


早速ご質問の件ですが、
ストライクインジケーターは、ヨーロピアンニンフィングという
釣り方の為に開発されたものです。


リーダーやレベルラインの間にセッティングし、
インジケーターリーダーを目視して、
アタリを取ることが、主な目的になります。


基本は、流れのある渓流でのニンフフィッシングで
もっとも効果があります。


ですが、止水の管理釣り場でも使えないことはありません。


使い方として、

軽いフライを使って表層~中層の釣りをするなら、
フロータントをストライクインジケーターに塗り、
水面に浮かし、目印にして、あたりを取る方法。


重めのニンフを使う場合は、インジケーターは沈んでしまいますが、
水中インジケーターとしてアタリを取る方法。(水色がクリアーな場合)


などがあります。
ぜひ、試してみてください。


補足として、
やはり、一番効果的に使うには、
ヨーロピアンンニンフィングでの釣り方が適しています。

このニンフィングは、
アウトリガーを更に進化させて様々な工夫が随所にある釣り方だと、
考えて頂ければ分かりやすいかも知れません。

2リグ、3リグといったドロッパーシステムを使い、
アグレッシブに川を攻めていきます。

日本では、ほとんど知られていませんが、
世界では、ニンフフィッシングの定番として、多くの方が楽しんでいます。


釣れる釣り方です。




---ここまで----



止水の管理釣り場でも、
ヨーロピアンニンフィングのメンバー(購入者)の方が、
釣れまくったりしています。

前年にマーカーニンフィングを試して釣れなかったのですが、
今回、ヨーロピアンニンフィングのシステムで釣ったところ、

爆釣できたようで、本人もその効果に驚いていました。


色々な場面で、このニンフィングシステムは効果を高められると、
私も思います。






■それでは今号最後のご質問です。





Q、

初めてお便りします。
釣り歴は長いのですが、
フライフィッシングはつい1年ほど前から始めた初心者です。

自宅が○○川と○○川の合流点付近にあり、
渓流に出ないときは、合流点付近で竿を振ることが多いので、
鯉などを狙ってストリーマーで釣ってみようかと思っています。

ネットや釣りの本ではストリーマーについて
あまり詳しく触れられていないのでお尋ねします。

インジケーターやスプリットショットは使うのか使わないのかということです。

私の感じではライズなど活性が低い早春のころには
スプリットショットを使って深いところを狙った方が効果的で、

となるとインジケーターで深さを調整しつつ流すのが
いいように思うのですがいかがでしょうか。

お教えいただければ幸いです。



A、


お問い合わせありがとうございます。


早速ですが、

ストリーマーの場合は、
インジケーターやスプリットショットは使わずに、
シンキングラインやシンキングリーダーで沈めて、
リトリーブすることが、一般的です。


もしくは、流れを横切らせて釣る、スイングの釣りなどです。


インジケーターやスプリットショットを使う釣り方は、
ルースニングと言われている、浮き釣りのようなやり方ですね。

そのシステムにストリーマーを付ける事もできますが、
一般的には、ニンフフライで釣る場合がほとんどです。


活性が悪い場合は、ニンフで釣った方が効果があるかも知れません。


また、狙う魚によっても釣り方は違ってくると思いますが、

鯉を釣る場合は、
パンフライや、ニンフを使うことがフライフィッシングでは多いと思います。


ニンフフィッシングは、ルース二ングが一般的ですが、
ヨーロピアンニンフィングも、お勧めできる釣り方です。


ご参考になれば幸いです。

これで解決できないようでしたら、
またご連絡ください。



----ここまで----


私も多摩川でよく鯉を釣っていた時期もありました。

その時は、パンフライでしたね。
食パンをチャミングして。

でかいのが掛かると、バッキングラインが全て出るような
ファイトになりますので、結構興奮ものです。

でも、河川によって鯉の食性も変わってくると思いますので、
色々試してみることが一番ですね。




それでは、今号はこの辺で。

何か疑問、質問等ありましたら、
いつでも連絡してくださいね。


こちらから。
http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?contact



ではどうぞ、より良きフィッシングを。


Tight Line!





ヨーロピアンニンフィングスターターキッド
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私に何か聞いてみたいことがありましたら、お気軽にご連絡ください。
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■伝えたいこと

本当は・・
私たちはもっともっと本来の自分の求めているライフスタイルを実現するべきなんです。
そのことが、生きる意味だとも思います。

少しだけ今までより半歩前へ踏み出すだけで、
それは実現へと向うのは分かっているのに、何となくやらないでいるだけです。

フライフィッシングをライフスタイルの中に取り入れましょう。
沢山の喜びと癒しと学びを、得ることができるでしょう。

あなたの人生を、自身の手で心地よく作り上げていくには、
フライフィッシングというスタイルはとても素晴らしい選択の一つであることは、間違いありません。

そのことを、伝えていきたいのです。
フライフィッシングのイデア(理想、哲学)を表現していきたいのです。



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