【フライフィッシング進化論】 バックナンバー一覧
| タイトル | ：ニンフィングとスイングの関係 |
| 配信日時 | ：2014/05/18(日) 14:20 |
本文：
| 『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり これに勝るものはなし』 『説教する人、物書く人、専制する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、 いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』 By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」 ----------------------------------------------------------- こんにちは。 大井しょうぶです。 今日はいい天気ですね。 そろそろ、夏の釣りですね。 ■ニンフィングとスイングの関係 スイングの釣りというと、 やはり、ウェットフライを連想するでしょう。 ダウンクロスにプレゼンして、 ラインテンションを張りながら、スイングさせるという。 でもですね、 私はニンフィングでも、スイングも多用する場面も多いんですね。 横のスイング、縦のスイング、 など結構多用します。 スイングというと、大きなアクションと捕らえがちですが、 ほんの数センチでのアクションもあっていい訳です。 分かりますでしょうか？ 細かく、ピンスポット的に考えていくと、 そういうことなんです。 人間には、とるに足らない変化かもしれませんが、 魚にとってみれば、 ほんの数センチのスイングは、 大きな生命感を伴った、大きなアクションなんです。 この辺の感覚が、しっかり腑に落ちているかで、 釣果も変わってくると思うんですけどね。 ■ナチュラルドリフト 日本では、一般的にニンフィングというと、 ナチュラルドリフトが定番です。 定番というか、 「ナチュラルドリフトでなければ釣れない」 とまで言われる時もあります。 ドライフライと同じように、 マーカーをナチュラルドリフトさせるということに、 かなり重点を置いています。 しかしですね、 ドラグフリーで流すというのも、 いくつもあるアクションの一つであると認識するくらいの方が、 自由度があると思うんですね。 私は、そういう考え方が好きです。 「こうであるべき」 という思考が窮屈なんです。 自由が感じられない。 「そうじゃないかもしれないじゃない」 と、考えたくなるのです。 「何をどうやろうが、基本的に自由でしょ」 とか、思うんです。 じゃないと、 窮屈な日常をそのまま持ち込んだ釣りになってしまい、 日常から脱出できないのではないか、と感じるからです。 釣りは、 多かれ少なかれ、非日常を体感する為にあるべきで、 その為には、 自由な感覚や考え方で、 釣りをするべきだと思っています。 もちろん、 マナーやルールは大切ではありますが。 ニンフフィッシングも、スイングさせる。 これ、釣れる要素だと思います。 ■解放 解放するべきです。 自分を。 日常の生活の中で押し殺している本来の自分を、 解放してあげるべきです。 解き放てばいいんですよ。 自由に。 そもそも、人間社会なんて 無限の宇宙からしてみれば、 綿埃のようなちっぽけなものなんですから。 何だかんだ言っている内に、 気が付いたら死んじゃってますよ。 人間の一生なんてその程度なものです。 だから、 せめて釣りに行っている時ぐらいは、 自由な精神で、 何物にも縛られずに、 楽しむことがいいんじゃないでしょうか。 ということで、 今号はこの辺で。 どうぞ、より良きフィッシングを！ 【編集後記】 なんだか、まとまりのない文になってしまいましたが、 一言で言えば、 「自由」 ということを、釣り人なりに考えて見ましょう、 ということでした。 ありがとうございました。 ====とても美しい仕上がりです！==== 「レッド瑪瑙バンブーロッド」 http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?Red%20Agate%20Bamboo%20rod ====自由な発想の釣り方==== 「釣れる釣り方」 http://www.flyfishing-japan.com/shop/fwd3/DVDTeachingmaterial 私に何か聞いてみたいことがありましたら、お気軽にご連絡ください。 http://www.flyfishing-japan.com/shop/index.php?contact フライフィッシング私的大全（もっと遠く、もっと広く！） http://www.flyfishing-japan.com/ 配信解除はこちらから。 http://tinyurl.com/ygakyt9 |