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タイトル :目が悪くなって来ると指先の感じがよくなる。
配信日時 :2014/04/12(土) 06:00

本文:

『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり
これに勝るものはなし』

『説教する人、物書く人、専制する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、
いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』
By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」
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おはようございます。

大井しょうぶです。


ヨーロピアンニンフの完成品フライを
販売しようか思案中です。

あなたのご意見をお聞きしたいので、
アンケートにご協力して下さい。
よろしくお願いします。


詳しくは編集後記で。





■目がわるくなって来ると指先の感じがよくなる。


私は、若い頃から寝っころがって本を読むことが多かったので、
いつのまにか、近視になり眼鏡が必要不可欠になりました。

そして、それに加えて年とともに来る視力の低下・・。


なので、ですね、


ドライフライを流れの中で凝視する釣りは、
結構、疲れます。

太陽光の反射などが加わったら、尚更です。


ですから、

いつからか、あまりフライだけを凝視する釣りは
やらなくなりました。


その周辺を見るといいますか。


でも、小さいドライの場合は、
凝視しないと、魚のライズに合わせられない、
ということも、あります。困ったことに。


そいいう状況下では、確かに視力がいい方が有利なのは間違いありません。
ですがやっぱり・・疲れます。


それで、まあ、天邪鬼というか、効率的といいますか、
楽をしたいと言いますか、


「フライは見えなくていい」


と、考えるようになりました。


それで、イマージャーを多く使うようになりました。


そうすると、

今までとは違うフィッシングスタイルで、
釣れたりするんですね。


釣れなくなると思いきや、
釣れるんですね、これが。


ドライフライも、イマージャー的な感覚で。



何といいますか、

より感覚的になったということだと思います。





■視力に頼りながらも、頼らない。


ドライフライは、視力の釣りであると言えますが、

ヨーロピアンスタイルのニンフィングは、

より五感を研ぎ澄まし、更には第六感も発動するような
感覚があります。


気の釣りといいますか、
間合いの釣りといいますか、

そういう要素が多分にあると思いますね。


それに対して、マーカーを目視して釣る、
マーカーニンフィングは、

基本的に、ドライフライと同じで、

目視の釣りですよね。


浮きの変化に合わせるという、釣り方ですから、
視力の良し悪しも、釣果に大きく関わってきます。





■一点集中より、全体を感じる釣り。


小さいドライフライや、
マーカーを凝視する釣りより、

フライが流れているであろう周辺を全体的に見ながら、

尚且つ、インジケーターにも集中する、


という感じが、

一番、あらゆる変化に対応できる釣り方になるのではないかと考えています。


これは、簡単なようで結構高度なテクニックなのですが、

そういう意識を持って流れをトレースすると、
今までとは違う釣りが展開できると思います。


「意識する」ことが、大切だと思いますね。





■ということで、


「目が悪くなって来ると指先の感じがよくなる」


というお話ですが、


これは、

フライやマーカーは、見えなくていいと考えると、


視力以外の他の器官の感覚が、より研ぎ澄まされ、

視力の悪さが、逆に釣りに優位に働くのではないか、

という考え方です。



指先の感覚がより良くなると、


ダイレクトコンタクトや、
ささいな変化をキャッチすることが出来ますし、


より、レベルアップしたフィッシングをすることが出来るのではないかと、
考えています。


フライキャスティングも同じで、
指先の感覚は大切です。


指先の感覚で微調整を繰り返しながら、

よりよいループを作っていく訳です。


ということで、

視力の低下は一概に不利とは言えないと思います。


視力ばかりに頼るより、


「全体で感じる、そして指先で感じる」


能力の方が、大切なのではないでしょうか。




指先の感覚が勝負な職業も、たくさんありますよね。

物づくりは、まさにそうですし、

料理人、建築、楽器演奏者、整体師、鍼灸、


まあ、何でも実はそうなのかも知れませんね。







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おかげさまで、
在庫は全て売り切れました。

次回入荷まで、いましばらくお待ちください。

すぐに手に入れたい方は、商品リクエストを私に送ってください。







【編集後記】


■アンケートにご協力お願いします!


フライは、チェックニンフセットのみで取り扱っていますが、

完成品フライを、幅広く取り扱おうかどうか思案中です。


もし、ご要望があれば、


小分けにした、

ヨーロピアンニンフ
チェックニンフ(チェコニンフ)
ポーリッシュウーベンニンフ
タングステンソラックスニンフ


などを、扱おうかと思っています。


日本では手に入らないものばかりです。

特に、ウーベンニンフやタングステンソラックスニンフは、
画期的なフライだと思います。


ですので、
あなたのご意見をお聞かせください。

こちらのページで、チェックを入れるだけですので、
ぜひ、ご協力お願いします!
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■あなたが爆釣できるまで、徹底的にサポートします!


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では、今号はこの辺で。


どうぞ、より良きフィッシングを!





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