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タイトル :ドライフライVSユーロニンフィング
配信日時 :2014/01/06(月) 06:10

本文:

『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり
これに勝るものはなし』

『説教する人、物書く人、専制する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、
いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』
By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」
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おはようございます。
大井しょうぶです。


今日から仕事はじめの方も多いのではないでしょうか。


寒いですから、釣り気分という感じでもないと思いますが、
春の訪れが待ちどうしいですよね。


お正月は、「フランクソーヤーの生涯」という、
イギリスの伝説の鱒釣り師の本を読んでいました。
ニンフフィッシングの先駆者でもあります。

やっぱり、この人は魅力的だしそのあり方が素晴らしいです。
http://goo.gl/yyTv9j




■ドライフライVSユーロニンフィング



例えば、

ドライフライが好きで、
ず~っとやってきたけど、

実は、

ドライフライだけでは、太刀打ちできない場面も少なからずあった。


しかし、何故かドライフライにこだわりを持っていて、
沈める釣り、アンダーサーフェスには興味がなかった。


水面を割って魚がフライに喰らい付くあの瞬間は、興奮もの。


その気持ちもよ~く分かります。
私がそうでしたし、今でもそうです・・。


だが、しかし・・・、だがしかし・・・、


自分に素直になってよくよく考えてみると、
アンダーサーフェスでも釣れるのなら、釣りたい・・・・。


こう思っている自分がどこかでいたりします。




そうですよね。
ドライフライでは反応がなく、一日の釣りが空しく過ぎていく。
やっと、休みが取れて久しぶりの釣りなのに・・。

やっぱり釣れるなら何匹かでいいから快心のヒットをさせたい。


それが率直な気持ちでしょうし、素直な感情だと思います。


こういう人に伝えたいことは、

アンダーサーフェスの世界も奥深い世界が無限にひろがっているということ。
水中で繰り広げられる知的遊戯は、それは水面にも負けず面白いということ。

ということなんですね。



実は、

ニンフィングを習得することによって、
ドライフライの釣りにもフィードバックできるんです。


魚の付き場所、
フィーディングレーン、
川の状況、
ポジショニング、
フライの可能性


など、

ほんと、様々なノウハウを蓄積することができます。


ドライフライやイマージャーの釣りも、

魚の居つき場所を見極め、
最適なポジションをとり、
的確なプレゼンテーションが不可欠なわけです。

これは、ニンフフィッシングとまったく共通する部分です。


また、ウェットフライやストリーマーの釣りにも
様々な応用ができるノウハウなんですね。

リーダーシステムや、フライの巻き方の応用とか。


システム的なことはもちろん、
考え方の部分でも水面下の釣りに真剣に取り組むことによって、
あなたの釣りを総合的に進化させられることが出来るんです。




もし、
フライフィッシングが上手くなりたいと、あなたが思うなら、
アンダーサーフェスの見えない世界の魅力を知ることは、
必要不可欠だと思うんですね。


そのことで、
川に立った時の自信が今までとは違ってきます。


水面から水底までを、縦横無尽に展開できるテクニックを身に付ければ、
新たな次元にいけるはずです。


私も、その発展途上な訳なんですが。

その奥深さと余分なものを出来るだけ省いたシンプルな考え方は、
面白いな~と、思います。



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