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タイトル :リズムを刻まない釣り人たち
配信日時 :2022/11/17(木) 06:00

本文:

『価値あるものと見なされるこの世の全ての楽しみと比べてみても魚とり
これに勝るものはなし』

『説教する人、物書く人、専制する人、戦う人。利益の為か、娯楽の為か、
いずれにしても最後の勝利者これ魚とり』
By トーマス・ダーフィー 「釣り人の歌」
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大井です。



前に、

釣りが上手くなりたいから、

「釣りの中の情報をあちこち探して学習する」

なんて事は、猫でも犬でも誰でもできる。


と、私はほざきました。笑



釣りが上手くなる方法論というのは、

他分野でも数限りなくあると私はそう考えるからです。



今回は、

その一例として、

「リズム」

に焦点を当ててみたいと思います。



まず、

リズムを学ぶのに、

釣りから学ぼうと考えるのは、

言ったように、猫でも犬でも誰でも出来ます。



で、

リズム感を釣りから学ぼうとしても、

実際にはなかなか難しい。

そもそも、そういう項目がフライフィッシングにはない。


というか、

そもそも、

釣りの中のリズム感を学ぼうとする人が、

限りなくゼロに近いんですけどね。



話を戻して、

では何から学ぶのかと言えば、

私なら、例えばドラミングです。



具体的には、


「きいちゃん 東京事変 喧嘩上等」

https://youtu.be/aLTIEhRl6i8


とか、

前にも紹介しましたが、


「よよか ディープパープル burn」

https://youtu.be/uhzX9QbH3js

とかですね。




なんか、

もう最高に刺激されます。

(ちゃんと見てくださいね)



2人ともほんと可愛いし。



何より、

才能とエネルギーに溢れている。



よよかは、

パワフルなロックドラマー系。


きいちゃんは、

もう少し経ったら、

ジャジーな要素も取り入れていく気がします。



それで、

この2つの動画を見て、

「へ〜、子供なのに上手いね〜。」

みたいな感想しかなかったら、

あなたは要注意。危険信号ですよ。



そんな観察力だから釣りもぼちぼちなんだと、

忖度なく言っておきます。笑


この2人から、学べることは山ほどあります。

もちろん、釣りが上手くなる為に。

釣りが上手くなる為にです。



どこが凄いのか?

どこが釣りに取り入れられるのか?



まず、

二人とも、

「体の力が抜けている」

これが凄いのです。


脱力です。



丹田に気が集中していて、

腕や肩に力が入っていない。


この状態で、手首のスナップを最大限効かせ、

ドラミングしているのです。



これは、

釣りにも、そのままもの凄く活かせます。

キャストが上手くいかない人は、

余分な力が入っています。

飛ばそうとして力んでいる。


結果、トラブルばかり。



ドラミングだって同じです。

力んだ状態で叩いても、いい音は出ないし

難しいロールなどできません。


脱力しているから、いい音で叩けるのです。

脱力しているから、瞬間のスナップを効かせられるんです。


こんな小さな女の子たちが、

そのことを本能的に分かっていて、その上で努力を積み重ねている。


そりゃ、勝てませんよ、

ボンクラオヤジどもが束になってかかっても。涙



脱力しているから、いいキャストができるのです。

ロッドに仕事を任せられるのです。


ドリフトだって、

力んだドリフトと脱力したドリフトで魚の反応は変わります。

分かっていますか。


プレゼンテーションもそう。

タイイングもそう。


力んでいい事など何一つない。



二人の天才ドラマーの動画を何度も見て、

そのリズム感を体で感じ取ってください。



その感じ取った感性を、

釣り場で実践してください。

何かが変わっていきます。


やってください。





そうだな・・。

ついでに、

脱力つながりで、もう一つ例を挙げると、

メイウェザーVS朝倉の格闘技戦。



これも、

脱力の差が勝敗を分けた大きな要因だと考えます。


メイウェザーの力の抜け方は、やはり超一流だと思います。

だから、あそこまでスピードのあるストレートが出せる。

よけられない。インパクトが最大化する。


そういう事です。

興味があれば、検索して見てくださいね。






PS、

最近の冬季釣り場は、

すごぶる魚はスレきっていますね。


先日も、

ユーロニンフの基本に忠実に・・、

なんてスクールをやったら、釣果はイマイチ。


こりゃいかんとすかさず、数日後、

一人でプラクティスに向かい、

釣り方の修正、改善をしました。

鬼の形相で。



結果、

新しい考え方のフライができたり、

システムの再構築ができたり。

釣果も納得のいくものになりました。


タダでは転ばないのが、ミソですね、何事も。

釣れない時こそ、進化のチャンス。


ほんと、そう思います。


もう一度言います。



釣れない時こそ進化のチャンス。




ではまた。









脱力のニンフィング

「ユーロニンフ完全攻略スクール」

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ドライよりライズが獲れる!?その快感。

「イマージェントライズハンティング」

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4つのレングスに対応する革新的ロッド

「BILZY zone」 紹介動画

https://youtu.be/xbSsdQZ4l-E









私に何か聞いてみたいことがありましたら、お気軽にご連絡ください。
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フライフィッシング私的大全(もっと遠く、もっと広く!)
「Complete Angler」
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■伝えたいこと

本当は・・
私たちはもっともっと本来の自分の求めているライフスタイルを実現するべきなんです。
そのことが、生きる意味だとも思います。

少しだけ今までより半歩前へ踏み出すだけで、
それは実現へと向うのは分かっているのに、何となくやらないでいるだけです。

フライフィッシングをライフスタイルの中に取り入れましょう。
沢山の喜びと癒しと学びを、得ることができるでしょう。

あなたの人生を、自身の手で心地よく作り上げていくには、
フライフィッシングというスタイルはとても素晴らしい選択の一つであることは、間違いありません。

そのことを、伝えていきたいのです。
フライフィッシングのイデア(理想、哲学)を表現していきたいのです。



【フライフィッシング イデア】

「芸術であり、スポーツであり、哲学であり、ハンティングであり、祈りである」





そして私は、釣りを釣りで終わらせたくありません。

これからの時代は、

「釣りを釣りで終わらせない」

思考能力が必要だと思っています。

何故なら、史上最高の激動の時代(カオスの時代)に我々は生きているからです。


資本主義は限界値を超えている
AI(人工知能の台頭)
情報の氾濫につぐ氾濫
近隣国の不穏な動向
捏造の連鎖
我々を襲う無力感はどこから来るのか?


釣りをする為にロッドはありますが、
世界観を押し広げる為の大切なツールでもあるのです。


視野の広さ、洞察力、直観力、主体的に考え抜く力。
これらを、釣りという楽しい遊びを通して身に付けていくべきです。
でないと、もったいなさすぎます。

だから、時には釣りと直接関係ない話や、
ちょっと挑発的な問い掛けもするかも知れません。

でも、そのことであなたがインスパイアーを受け、
何かに気付き、何かの行動の起爆剤になれるのなら、
私は、そのことが非常にうれしいのです。


我々の時間は限られています。
人の人生を生きるのではなく、
自分の人生を自分自身で掴む為にロッドを手に取るのです。




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